「画期的な英語学習本」とSNSで話題沸騰

『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」』(川﨑あゆみ著)が話題です。

3月7日の発売直後から、英語講師や学習者のXアカウントを中心に絶賛の投稿が相次ぎ、ネット・リアル書店を問わず完売店が続出しています。

そして、発売から10日で、3万部を突破しました。

●ランキング1位、続出!

  • Amazon 第1位(語学3/10・英語リスニング3/10~17)
  • 紀伊國屋書店新宿本店 第1位(語学3/9~15)
  • 丸善丸の内本店 第1位(英会話・英語一般3/9~15)

●読者からの反響、続々!

まさに自分が 英語学習で知りたかったことが分かりやすく 述べられていて大変参考になりました。
(30代/女性/クリエイティブ系)

特に4章のHow to編。
単語の量より「使えること」
英語を話すには準備が9割
話すには「書く力」を鍛える
など英語を使う仕事に転職してから必死にもがいてきたこの2年間が言語化されていました。英語で挑戦したい人におすすめしたいです。
(40代/男性/宣伝・マーケティング・企画系)

いずれも読者アンケートより

ほとんどの日本人が知らない「英語の正しい学び方」──本書の特徴

●役に立たなかった「学校英語」

本書は、著者が15年以上にわたり研究し続けた「科学的根拠に基づく最短&最適の英語学習法」をまとめた一冊です。

現在は英語講師として活躍する著者は、中学時代に英語に魅了され、アメリカの大学に進学しました。しかし、そこで大きな挫折を味わいます。学校の授業で身につけたはずの英語が、実際のコミュニケーションではまったく役に立たなかったのです。

自身の英語力の限界に打ちのめされながらも「英語で伝える」ことをあきらめず、専攻していたコミュニケーション学を活かして学び続けるうちに著者が出会ったのが、「第二言語習得論」という学問でした。

●科学的に解明されている言語習得のメカニズム

第二言語習得論とは、母語ではない第二言語の習得プロセスを科学的に探究する学問です。言語学や心理学、教育学、脳科学、コミュニケーション学など、さまざまな分野の知見を基に発展し、現在世界中で盛んに研究が行われています。

この理論と、関連する膨大な研究をベースに、さらに著者自身の10年以上の指導経験を加味して、日本人にとってもっとも効果的、効率的といえる英語の学び方を解説したのが本書、『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』です。

●英語を使いこなす「回路」をつくる

英語を習得することは英語の知識をただ増やすことではなく、英語を英語のまま理解し使いこなす「回路」をつくることです。第二言語習得論では、言語を学ぶ過程で学習者が独自の言語体系を形成することを「中間言語」と呼びます。

本書では、この「中間言語」をより親しみやすく「じぶん英語」と名付け、その回路を育てるための具体的な方法を解説します。

25ページより

●英語習得の最短ルート

私たちがよく知る英語学習法には、科学的根拠のないものが多くあります。以下は、著者が「英語学習に関する迷信」と呼ぶものの一部です。身に覚えがありませんか?

・英単語は、単語帳で暗記すべき
・出会った単語はすべて覚えるべき
・言いたいことを英語にできないのは、単語量が足りないから
・英語のやりなおしは、まず分厚い文法書を1冊終わらせるのが大切
・難しい英文を読めば、そのレベルの英語力が身につく……
(23ページより抜粋)

英語に悩んでいる人の多くは、このような誤った学習法に時間を費やしています。

著者によれば、英語学習のスタート地点は第二言語習得論に基づいた「英語の正しい学び方を理解すること」です。この「真実」を知ることで英語力は劇的にアップします。

また英語学習は、インプット学習とアウトプット学習をバランスよく繰り返し、実践していくことが習得の早道になります。それぞれのメカニズムと学習ポイントを丁寧に解説します。

さらに実践編として、じぶんのレベルと生活スタイルに合わせた具体的な学習法を示します。

61ページより
62ページより

本書の構成

本書は、「理論編」「How to編」「実践編」の3部構成です。

第1章 理論編
勉強しても、英語ができないのはどうして?
第2章 理論編
「英語の正しい学び方」ってどんなもの?
第3章 How to編
インプットの「正しい学び方」(読む・聞く)
第4章 How to編
アウトプットの「正しい学び方」(書く・話す)
第5章 実践編
「じぶん英語」を育てる「英語の正しい学び方」を実践しよう

※目次の詳細はこちら

著者について

川﨑あゆみ(かわさき あゆみ)

著者近影

最速英語習得の専門家・株式会社グロバリ代表。英語講師経験10年以上。「第二言語習得論」と「コミュニケーション学」を融合した独自メソッドで、のべ5000人以上を指導。

18歳でアメリカに留学するも、英会話力ゼロで絶望。この体験をもとに日本人が効率よく英語を習得する方法を追求する。TESOL(英語教授法)修士号取得。留学先の大学では、卒業まで4年かかるカリキュラムをわずか2年半かつ準首席の成績にて卒業。JICA関連の企業に就職し、英語教育と国際業務の現場を経験。その後、独立。

「英語力も人生も揺るぎないものに」をミッションに、英語スクール運営や短大・企業での英語講師、海外の政府関係者の通訳、英語講師の養成講座の主宰など幅広く活躍している。二女の母。

●著者からのメッセージ(「おわりに」より)

「英語力に悩むあなたに、どうしても届けたい1冊」として、本書を書きました。 英語が話せずに泣いていた私や泣きそうな顔でご相談に来る受講生が知りたかったことを、できるだけ再現性高くまとめました。 
 科学的に裏付けられた学び方は、あなたの人生を確実に変えてくれます。これは魔法ではありません。科学的に証明された原理原則です。

さあ、もう英語学習の迷子になることはありません。科学的根拠と研究に基づいた「英語の正しい学び方」で、皆さんそれぞれの「目標への最短ルート」を見つけましょう!