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時のリズムについて説明される、柳川隆洸先生

目標設定は新月直後に行なうと効果大!

ここまでは、「月のリズムにのった生活をしましょう」というお話しだったのですが、次からは具体的に、私がいつもクライアント様におすすめしている新月や日食での目標設定の方法をご紹介します。

ポイント1. 新月(日食)から8時間以内に目標設定しよう

新月の目標を設定するのに最適なタイミングは、「新月が始まってすぐ」が一番効果的です。太陽のエネルギーが一番たまっている状態であり、その効果は時間が経つごとに小さくなります。ですから、できる限り新月から8時間以内に目標設定を行なうようにしてください。

ただ、どうしてもこの時間内にできない場合は、遅くとも48時間以内に済ませるようにしてください。

ポイント2. 必ず新月(日食)を過ぎてから行なう

目標設定は、必ず新月の時間が過ぎてから行なうようにしましょう。新月になる前に実行しても、その月には太陽のエネルギーがまだ貯まっていないので、効果はまったく期待できません。

新月になる時間は正確に発表されています。本書の巻末付録に示した専用サイトで確認してください。

ポイント3. 目標はコミットできる数にする

よくクライアントの方から、「目標の個数はいくつまで設定できますか?」という質問を受けるのですが、私としてはいくつでもOKだと感じています。ただし、その目標1つひとつに、きちんとコミットできることが条件です。

目標を100個書いて、それが心からコミットできる内容なら、問題はありません。しかし、現実にはコミットできる数は「10個程度」が妥当ではないでしょうか。「心からコミットできる目標を設定すること」を意識してください。

ポイント4. ボイドタイムを避ける

月を意識するうえで、必ず気をつけてほしいのが「ボイドタイム」です。

ボイドタイムを簡単に説明すると、「地球に天のパワーを届けてくれる存在である月が、その力を失っている状態」にある時間帯です。この時間帯に行動しても、ミスを連発したり相手との意思疎通がうまくいかないなど、何をしてもうまくいかない「魔の時間」です。

たとえば、アメリカのある大手企業では、ボイドタイム中に会議をすることを禁止しているそうです。なぜなら、ボイドタイム中に立案したアイデアや計画は、最終的に実現することが少ないと考えられているからです。

本書の専用サイトには、ボイドタイムをはじめ、「月がパワーダウンしている時」のタイミングも記載されているので、そちらを参考に、この期間を避けて目標設定をしてください。

以上の4つが、目標設定の際に意識していただきたいポイントです。

ここまでは「天(の時)のタイミング」をお話しさせていただきましたが、「地の利」を活かす方法として、土地の力が強いところ、いわゆるパワースポットに建てられている神社で目標を宣言し、さらに「人の和」を活用し、同じ目標をもつ複数名で一緒に目標を宣言すると、その願いはよりかないやすいといわれています。

これはまさに、昔のお祭りです。季節の変わり目のタイミングで、村の人たちが神社に集まって豊作祈願などのお祭りをしますよね。日本人は、昔から「天・地・人」を満たした目標設定法を繰り返し実践していたのです。

「行動を変える」ことが、幸せへの近道

冒頭に、「あなたは運のいい人ですか?」とお聞きしました。

私からみて、人生を幸せそうに楽しんでいる人ほど、時のリズムにあった生き方をしています。では実際に、どうしたらいいかというと、行動することが最も大事。行動がすべてです。

よく「思考は現実化する」といいますが、思考を変えるよりも行動を変えるほうが手っ取り早いです。今までとは違う行動をとり、成功を何度も経験することで、「幸せな思考」に変わります。すると、結果的に幸せな人生になっていきます。

「最近、うまくいっていないな」という人は、ぜひ本書を参考に、無理やりにでも「時のリズム」にあった行動を意識しながら2017年を過ごしてみてください。この本を読んで終わりではなく、「運のいい日」に行動することで、はじめて効果が現れるのです。

最後に……

億万長者は占星術を信じないが、大富豪はこれを活用する。

これはアメリカの5大財閥の1つであるモルガン財閥の創始者、JPモルガン氏がインタビューで答えた言葉です。占星術を活用すれば、みなさんは億万長者どころか、大富豪になれるということですよ。ぜひ活用していただければと思います。

ありがとうございました。

(会場拍手)