子どもの「自己肯定感」を育てる
英語でほめることで、子どもの心の中で「英語とうれしい気持ち」がセットになっていきます。英語でほめたり、励ましたりすることで、子どもの「自己肯定感」も同時に育っていきます。
「英語の先生はネイティブがいいのでは?」と思われる方も多いかもしれません。でも、子どもにとっては違うのです。親が英語を話すことで、子どもにとってその言葉は「母語」になります。小さい子どもならなおさら、親が英語を話すことをすんなりと受け入れてくれるものです。
おおげさに、ネイティブの真似をする必要はありません。自分にとって自然なトーンで、日本語を話しかけるように、英語のほめ言葉をかけてあげればいいのです。ママ友の前で、ムリに話す必要もありません。まずは家でスタート。子どもと自分のプライベートな空間で、どんどん英語を使ってみましょう。それなら、間違っても恥ずかしくはありませんよね。
ワークショップ参加していただいたママ、パパたちは、子どもを英語に触れさせたいけれど、自分たちにできるかなと、ためらっている方が多いように感じました。でも、ワークショップのあとにお話をうかがうと、次のような答えが返ってきました。
「子どもは耳がよく、どんどん覚えていくので、親として何かできないかと。これなら実践できそうです」
「自分は英語が得意でないので、単語から先に進めませんでした。もっと文章を話しかけてあげたくて参加しました」
「親が英語が苦手でも大丈夫、ということがわかりました」
また、すでに子どもに英語で声かけをしているというお父さんを2人も発見!「すでに自分でも英語で声をかけているのですが、もっと関わりたくて」とおっしゃっていました。英語子育てはもう始まっていることを実感しました。
以下は、カリン先生の感想です。
「ママだけでなく、たくさんのパパたちが子どもたちと一緒に訪れ、興味を持ってくれたことが、とても嬉しかったです。驚いたのは、子どもの耳がいいこと。”Good job!” をすぐに使い始めた親子もいました。ワークショップは30分ほどの短い時間でしたが、それでも子どもは英語をピックアップします。これをきっかけにお家で続けていただけたらと思います」
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