日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
2019/10/21 09:56
17日、今年もプロ野球のドラフト会議が開催され、本指名74人、育成指名33人の計107人が指名された。プロ野球選手は全国各地から入団してくることもあり、珍しい名字の選手も多い。そこで、今年も指名された107人の名字をみてみよう。
実は、今年の指名選手は珍しい名字選手は少ない。最も珍しいのはDeNA4巡目指名の東妻純平(智弁和歌山高)だが、ロッテに兄の勇輔がいるため、あまり珍しい感がしない。また、関西に20世帯ほどあり、激レアというほどでもない。
次いで、楽天6巡目の滝中瞭太(瀧中含む,ホンダ鈴鹿)、広島2巡目の宇草孔基(法政大)、楽天育成3巡目の本前郁也(もとまえ,北翔大)が30世帯ほど。私が珍しい名字と考えている、名字ランキング1万位以下の名字は、この4人と楽天1巡目の小深田大翔(大阪ガス)の5人のみ。残りの102人はすべて1万位以内の普通の名字だ。
広島育成3巡目の畝章真(四国IL香川)の「畝」は9000位台、ソフトバンク育成4巡目の勝連大稀の「勝連」も7500位前後と1万位以内。オリックス2巡目指名の紅林弘太郎(駿河総合高)の「紅林」は静岡県中部に激しく集中しているため、他地域の人には珍しく感じるが、実は全国ランキングでは3300位あたりというメジャーな名字である。