東京大学で医学や栄養学・細胞情報学などを幅広く学び、現在は食文化研究家として活動するスギアカツキさん。
太るイメージがある「パスタ」をダイエット食に大変身させるレシピをまとめた『やせるパスタ31皿』を刊行し話題に。実践者の間で「本当にやせた!」「ダイエット食なのにちゃんとおいしい」「ストレスなく毎日続けられる」と好評です。
この連載ではスギさんから、“やせる具材とソース”を使った、簡単なのにおいしくって満腹になるパスタのレシピを1皿ずつ教えてもらいます。
2019/04/11 13:39
さあ、今日も食べるぞ~! 「やせるパスタ」のレシピ<連載第3回>
東京大学で医学や栄養学・細胞情報学などを幅広く学び、現在は食文化研究家として活動するスギアカツキさんに教えてもらう、「パスタ」をダイエット食に大変身させるレシピ。今回は、濃厚なのにヘルシー! NHK「ごごナマ」でも紹介された「太らないカルボナーラ」です。
「パスタ=太る」「カルボナーラ=もっと太る」なんてイメージもありますがそれは誤解! 作り方を工夫すればカルボナーラもダイエットレシピに大変身するのです。
そんなTVでも“魔法のレシピ”として話題になった「太らないカルボナーラ」のレシピをどーんと公開。簡単・美味しい・ヘルシーの3拍子が揃ったうえ、豪華な見た目も演出できるので、平日の晩ご飯から週末のランチ、友だちを招いての「おうちごはん」まで幅広く活躍するひと皿です。
このレシピのポイントは、「生ハム」「白ぶなしめじ」「ギリシャヨーグルト」の3つにあります。
生ハムはベーコンより脂質が少なくヘルシーなのに加え、上品な香りが魅力。白ぶなしめじは、茶色いしめじに比べて苦味などのクセがなく甘みもあるので、パスタに混ぜ込んで満足感をアップさせるのに最適です。
そして、最後の決め手がギリシャヨーグルト! ご存知の通り、ヨーグルトは「高タンパク質&低脂肪」を兼ね備えたダイエットにうってつけの発酵食品。脂肪ゼロタイプにすると、さらに効果アップ!
濃厚パスタの代表「カルボナーラ」をダイエット用にアレンジしたこのレシピ。低糖質食品の卵黄とチーズを使用しているので、濃厚さも健在。ぜひ、お試しください!
食文化研究家。長寿美容食研究家。一児の母。
「おいしく楽しく食べる」を大切にして、健やかな食文化・食情報を発信している。幼い頃から料理に親しみながら育つ。小学生での得意料理は、わらび餅と納豆パスタ。東京大学に入学後、健康や食への興味がさらに高まり、農学部へ進学。
卒業後、医学分野における食知識を深めたいと思い、同大学院医学系研究科に進学し、基礎医学、栄養学、細胞情報学などを幅広く学ぶ。在院中に「食は科学や理論だけでは語れない」と思い至り、方向転換。独自で健康食の探求をはじめる。
これまでに、食品企業へのコンサルティングを多数手掛けながら、テレビやラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍。とりわけ「女子SPA! 」における食コラムが人気。趣味は世界の食探検。好きな食べ物はウニとマヨネーズ。