東京大学で医学や栄養学・細胞情報学などを幅広く学び、現在は食文化研究家として活動するスギアカツキさん。
太るイメージがある「パスタ」をダイエット食に大変身させるレシピをまとめた『やせるパスタ31皿』を刊行し話題に。実践者の間で「本当にやせた!」「ダイエット食なのにちゃんとおいしい」「ストレスなく毎日続けられる」と好評です。
この連載ではスギさんから、“やせる具材とソース”を使った、簡単なのにおいしくって満腹になるパスタのレシピを1皿ずつ教えてもらいます。
2019/04/24 11:36
さあ、今日も食べるぞ~! 「やせるパスタ」のレシピ<連載第4回>
東京大学で医学や栄養学・細胞情報学などを幅広く学び、現在は食文化研究家として活動するスギアカツキさんに教えてもらう、「パスタ」をダイエット食に大変身させるレシピ。今回は、新年度や季節の変わり目による心身の疲れを癒してくれる「野菜と魚介のパスタ」です。
こんにちは。食文化研究家として健やかな食文化や食の情報を発信している、スギアカツキです。
年度が変わり、新しい環境にもそろそろ慣れてきたかな、というところでやってきた大型連休。いろいろ慌ただしかった新年度の疲れを癒し、連休に向けてのエネルギーをチャージしたいところ。でも、体重はあまり増やしたくありませんよね?
そこでピッタリなのが、『やせるパスタ31皿(日本実業出版社 刊)』でも紹介した「野菜と魚介のパスタ」。今回はそのなかから、簡単に作れて野菜も魚も食べられる「タラとほうれん草のクリームパスタ」のレシピとそのポイントをご紹介します。
ダイエット中は敬遠しがちなクリームパスタですが、太りにくい豆乳で作った濃厚なソースと、タラやきのこの旨味は相性バッチリ! 体の疲れを癒しながらダイエットにもなる夢のような一皿なので、ぜひ、作ってみてくださいね。
このレシピのポイントは「タラ」「ほうれん草」「豆乳」という3つの食材にあります。タラは、高タンパクかつ低脂肪なヘルシー食材なのでたっぷり使用しても安心。ほうれん草は、βカロテンが豊富な緑黄色野菜で、味も濃厚なので満足度を高めてくれます。
そしてポイントとなるのが豆乳! クリームパスタなので、生クリームを使用したいところですが、生クリームや牛乳よりも低カロシーで低糖質な豆乳が「やせるパスタ」にはベスト。
たらときのこの旨味がしっかりきた濃厚感と豆乳の相性はバッチリです。体に優しいこのひと皿で、明日の元気をぜひチャージしてみてください!
食文化研究家。長寿美容食研究家。一児の母。
「おいしく楽しく食べる」を大切にして、健やかな食文化・食情報を発信している。幼い頃から料理に親しみながら育つ。小学生での得意料理は、わらび餅と納豆パスタ。東京大学に入学後、健康や食への興味がさらに高まり、農学部へ進学。
卒業後、医学分野における食知識を深めたいと思い、同大学院医学系研究科に進学し、基礎医学・栄養学・細胞情報学などを幅広く学ぶ。在院中に「食は科学や理論だけでは語れない」と思い至り、方向転換。独自で健康食の探求をはじめる。
これまでに、食品企業へのコンサルティングを多数手掛けながら、テレビやラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍。とりわけ「女子SPA! 」における食コラムが人気。趣味は世界の食探検。好きな食べ物はウニとマヨネーズ。