日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
横山塔のある妙薬寺の前に道を西に進み、国道16号(東京環状)、秋川街道を越えると甲州街道に合流する。ここが甲州街道と陣馬街道の追分で、交差点近くには道標が復元されて…
平安時代後期、武蔵国を中心に、関東地方西部には武蔵七党と呼ばれる武士団が広がっていた。この1つ横山党は、今の八王子市の中心部を本拠地として、東京都西部から神奈川県西…
先日、ニュースで「湯浅さん、湯浅に集まれ~!」という記事が出ていた。 この催しは、平成21年4月に「湯浅姓のルーツを探ろう」実行委員会が呼びかけて350人が集まった…
筒井順慶の拠っていた筒井城の跡は不思議な場所にある。近鉄筒井駅を降りて、駅前の道を北へ向かい、突き当りを東に曲がってさらに突き当ると、真正面よりわずかに南側に家と家…
近鉄橿原線に筒井という駅がある。とくにどうということもない小さな駅だが、ここは戦国大名筒井氏のルーツで、筒井姓の発祥地でもある。 筒井駅 筒井氏のルーツははっきりし…
石上神宮を通り抜けて神社の裏手に出、少し歩くと山の辺の道の案内がある。 山の辺の道 古代大和には、西から順に下ツ道・中ツ道・上ツ道という3つの幹線道路があった。そし…
今年の春も関西を訪れた。 近鉄天理線・JR桜井線の天理駅を降りて長いアーケードを抜け、天理教の本部を通り抜けると鬱蒼と茂った森が見えてくる。ここに鎮座するのが石上神…
4月1日から始まったNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』は、初回の視聴率が関東地区で20%を超え、順調な滑り出しとなった。ドラマの設定は岩手県三陸地方の架空の町だ…
引き続き渋谷について。 山手線渋谷駅の北には、線路の東側に沿って細長い公園がある。公園とはいっても高架上で、フットサル場などもあり、公園としてのスペースは狭い。この…
先週、東急渋谷駅について書いたので、今週も渋谷について。 渋谷の街は、地下鉄銀座線の駅がビルの3階にあることでもわかるように、谷間の地形である。従って、「渋谷」とい…
3月15日、渋谷駅で一大イベントがあった。 渋谷と横浜を結んでいた東京東横線が、地下鉄副都心線と直通で地下化され、渋谷にあった東急線の始発駅が75年目にして廃止され…
関東地方を中心に広がっている、「大塚」という名字がある。この「つか」という言葉は、地面が盛り上がっているところを指す言葉である。ということは、「大塚」とは「地面が大…
東京23区内に、渓谷があるのをご存じだろうか。 最近、東京の地形をめぐる散歩がブームで、関連する書籍も多数出ている。地図上では関東平野の中央で平坦にみえる東京23区…
前回紹介した池上本門寺は、大田区池上にいた豪族、池上氏の屋敷跡に建立されたものだ。鎌倉時代初期に、この地の豪族だった池上宗仲が日蓮に深く帰依し、屋敷内に寺院を建立し…
城南の住宅地の中を3両編成の電車が走る東急池上線。この池上駅前の五差路を右斜め前に入ると、突如門前町の風情がただよってくる。やがて髭題目石塔という大きな巨大な石碑が…