日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
各地に広がった丹党のうち、地元で最も活躍したのが安保(あぼ)氏である。 安保氏は新里恒房の二男実光が武蔵国賀美郡安保郷、現在の埼玉県児玉郡神川町大字元阿保字上宿に住…
さて、児玉駅付近にはとくに何もないため、ここから隣の丹荘駅に向かって歩いていくことにした。 農村の中の道を歩くと塙保己一の生家がある。以前から塙保己一の「保己一」と…
八高線の児玉駅があるのは、埼玉県本庄市児玉町。平成の大合併以前の地名は「埼玉県児玉郡児玉町児玉」で、いかにも全国の児玉さんのルーツ、という感じの地名だった。 平安時…
武蔵七党という言葉を聞いたことがあるだろうか。「武蔵」とついているものの武蔵国だけにはとどまらず、関東平野の西部一帯に広がっていた同族系武士団のことである。 平安時…
いよいよ、13日からブラジルでサッカーのワールドカップが始まる。日本はグループCで、初戦の相手はコートジボワール。しかし、コートジボワールが、どこにあるどいういう国…
先日、高円宮家の次女典子さまの婚約が発表された。お相手は出雲大社祢宜の千家(せんげ)国麿氏。この「千家」という名字は珍しい。詩歌に詳しい人だと、戦前の詩人の千家元麿…
NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」は前半のクライマックスともいえる場面に差し掛かっている。 一旦織田信長に従いながら謀反を起こした荒木村重を説得するため、官兵衛は村重…
武田氏館には勝田駅から歩いたが、実は一番近い駅は勝田駅ではない。最寄りの駅は、ひたちなか海浜鉄道の日工前駅だ。 日工前の駅名標 ひたちなか海浜鉄道は以前は茨城交通湊…
連休中、少し足を延ばして茨城県ひたちなか市を訪れた。上野駅から常磐線の特急スーパーひたちに乗って1時間ほどで勝田駅に到着する。ここはかつて勝田市だったが、平成の大合…
三浦半島の先端に城ヶ島という小さな島がある。京浜急行の「三崎まぐろ切符」という企画切符が話題とのこともあり、三崎・城ヶ島に出かけてみた。 京浜急行久里浜線の終点は三…
豪雨の西尾を出て安城方面に5駅戻り、桜井駅で降りた。この駅の北方300mほどのところに安城市阿原という地名があり、そのすぐ北の小高いところを城阿原という。ここは碧海…
西尾市の平野にぽっかりと浮かぶ八ツ面山。みるからに城を築くには最適と思われるこの場所には、戦国時代には当然荒川城という城があった。城主は荒川氏である。 ただし、城は…
さて、三河吉良荘は清和源氏吉良氏のルーツの地でもある。鎌倉時代に足利義氏の子長氏と義継がともに吉良荘の地頭となり、それぞれ吉良を名乗ったのが祖。 嫡流は吉良荘の西半…
愛知県西三河地方の西尾市に行ってきた。 西尾市は平成の大合併で幡豆郡を吸収し、かなり広い市域となった。そして、この大部分がかつて吉良荘と呼ばれた地域である。吉良荘は…
今年も21日から甲子園球場で春の選抜高校野球大会が始まった。 開幕試合で戦ったのは鹿児島県の神村学園高と山口県の岩国高。この岩国高の4番打者に「二十八」という名字の…