日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
さきたま古墳群の「さきたま」を漢字にすると「埼玉」となる。古代に巨大な古墳群を作るだけの権力を持っていた豪族がいたこの地こそが、今の埼玉県のルーツなのだ。 「さきた…
ゴールデンウィーク中の5月4日、埼玉県行田市にある、さきたま古墳群を訪れた。 さきたま古墳群は、前方後円墳8基と円墳1基の大小計9基の古墳がある、日本を代表する古墳…
今シーズン、大リーグのヤンキースから古巣の広島に復帰した黒田博樹。メジャー球団からの高額オファーを蹴って広島に戻った黒田は、広島ファンだけではなく、プロ野球ファンの…
滋賀・湖西地区からの戻り、京阪電鉄京津線の追分駅で途中下車した。追分駅は、道路の真ん中に地下へ続く階段だけがあるという、一見駅には見えない不思議なつくり。 &nbs…
和邇駅からJR湖西線で南下し、大津京という駅で降りてみた。少し前の回にも書いたように、大津京とは、文字通りかつてここに京(みやこ)があったことを示している。 大津京…
小野神社のすぐ北側に、小さな川が流れている。この琵琶湖に注ぐ川は和邇川という。川の流域は和邇地区で、ここにもまた、古代豪族の和邇氏がいた。 和邇川 ただし、ここが和…
小野妹子ののち、小野一族は奈良時代以降官僚として朝廷に仕えた。それほど有力な一族というわけでなはいが、一族からは、小野小町の他、歌人の小野篁、書家として知られた小野…
この春は、滋賀県の湖西地区を歩いてきた。 古代豪族といういうと、奈良や京都を中心に、大阪の河内地区などを本拠地としていたというイメージが強いが、実は滋賀県の琵琶湖西…
今年12月公開予定の日本とトルコの合作映画「海難1890」。両国の友好を描いたこの映画の舞台は、1890年の和歌山県串本沖。暴風雨の中で座礁したオスマン帝国の軍艦の…
芸人ピースの又吉直樹の小説が話題になっている。 読書家として知られている又吉だが、初めての小説「花火」が雑誌「文学界」に掲載されると、雑誌としては異例の大増刷となり…
福岡を中心に、九州各地では「原」のつく地名を「はる」「ばる」と読むことが多い。西鉄天神から太宰府に向かう途中にも、途中に「春日原(かすがばる)」駅や「白木原(しらき…
天神から西鉄大牟田線で太宰府に向かう途中に、「雑餉隈」という小さな駅がある。これで「ざっしょのくま」と読むなかなかの難読駅で、知らない限りちょっと読むことができない…
先週書いた福岡でのテレビの収録は意外と早く終わったので、収録後、テレビ局から近い福岡市博物館で国宝の金印をみたが、そのまま飛行機でトンボ帰りするのももったない。そこ…
先日、福岡で九州朝日放送の収録をしてきた。 同局がキー局となって九州・沖縄で放送している「スーパーJチャンネル九州沖縄」という番組で、1日1県ずつ名字の話題を放送す…
三県県境の東に広がる谷中湖は、近年ハート形の湖として話題になった。この湖は自然にできたものではなく、遊水地として造られたものだ。この付近は、かつて足尾鉱毒事件の舞台…