日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
平忠度と並んで「平家物語」でその最期が有名なのが平敦盛だろう。敦盛は清盛の甥にあたり、都では祖父忠盛が鳥羽院から賜った「青葉」を受け継いだ笛の名手として知られていた…
岡部忠澄といえば、『平家物語』の「忠度最期」で有名。一の谷合戦で、平家の公達を追い詰めた岡部忠澄は、誰ともわからないままその首をとった。そして箙に縫い付けた歌から平…
平安時代後期、埼玉県には武蔵武士といわれた多くの武士が割拠していた。彼らは住んでいる場所の地名を名字として名乗ったことから、埼玉県には名字のルーツとなった地名が多い…
鈴木町からは歩いて平間(へいげん)寺に行ける。 平間寺といっても誰もわからないが、実は川崎大師のこと。そもそも、京急大師線は川崎大師参詣のためにつくられた路線で、京…
関東に鈴木町駅という駅がある。あまり知られていないこの駅があるのは京急大師線で、その由来は駅のある地名が鈴木町だからだ。 大晦日から元日にかけては終夜運転される大師…
実は、関東に「やこう」という地名は他にもある。 鎌倉時代の基本資料である『吾妻鑑』をみると、建長8年(1256)六月の条に、鎌倉街道中道に出没する夜討・強盗を取締る…
先週紹介した尻手は、かつて隣の矢向村の一部だった。実はこの矢向と尻手には共通する面白い地名の由来が伝わっている。 神話時代、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征し…
先週、さいたま市の「鹿手袋」という地名を紹介した。もとは「しってぷくろ」と読んだが、「しって」というと、南武線の「尻手」が有名だ。 川崎駅から南武線に乗ると、次の駅…
埼玉県に「鹿手袋」という変わった地名がある。昨年末にたまたま通りかがって気がついたのだが、そのときは時間がとれず、先日改めて行ってみた。 鹿手袋の場所は、埼玉県さい…
花冷えの続いた3月もまもなく終わり、もうすぐ4月1日。ネット上には「六月一日」とか「十二月二十九日」など、月日だけでできた名字が、珍しい名字としていろいろ掲載されて…
今年も高校野球の選抜大会が始まった。 出場32校のメンバーをみていて気になったのが、古豪高松商の米麦主将。この選手の名字は「よねむぎ」ではなく、湯桶読みで「よねばく…
春といえば桜。では、桜(櫻)のつく名字といえばまず何を思い出すだろうか。 一番多いのは全国順位90位の「桜井」。有名タレントもいることから、多くの人がまず「桜井」を…
今年の春は、テレビのキャスター陣の大幅入れ替えが話題になっている。その先頭を切ったのが、昨年末にテレビ朝日「報道ステーション」の降板を表明した古舘伊知郎だ。 今では…
西日本新聞にJR鹿児島本線の羽犬塚駅に関する面白い記事があった。羽犬塚駅の所在地は福岡県筑後市。この「羽犬塚」というちょっと変わった地名には伝説があり、市内何か所か…
2月22日は「忍者の日」らしい。そこで、この日を前に忍者の里で知られる滋賀県甲賀市が、水口町の伴家が忍者の子孫であることがわかったと発表した。またニュースによると、…