日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
群馬県沼田市には、旧家生方家があった。「生方」と書いて「うぶかた」と読む。この名字、他県の人にとっては難読だが、全国の約半数が群馬県にあるなど群馬県では比較的普通の…
6日、群馬県沼田市を訪れた。 上越線沼田駅には六文銭と「真田の里 上州沼田」と書かれた幟が翻っている。戦国末期から江戸時代初期にかけて、ここは真田氏の所領だった。沼…
初夏のような陽気のなか、茨城県石岡市を訪れた。「石岡」といっても、ピンとこない人が多いが、実は石岡は歴史上重要な場所の一つだった。というのも、かつては常陸国の国府が…
修善寺温泉の中心修禅寺からさらに西に進むと、竹林の小径という細い道が現れる。両側に竹が茂った遊歩道で、ここで写真を撮る人も多い。道の真ん中にある椅子に寝転がって、視…
伊豆の修善寺に行ってきた。青春18きっぷで三島に行き、伊豆箱根鉄道駿豆線で終点の修善寺駅へ。ここからさらにバスに乗り換えて修善寺温泉に。「温泉」とはいうものの、修禅…
「光る君へ」に瀧内公美演じる源明子が登場した。後に藤原道長の妻となる。ただし嫡妻は源倫子で、明子は妾妻である。この源明子、「みなもとのあきこ」と呼ばれていたが、実際…
JR東日本は次々と新しい乗り放題の切符を発売する。今回発売されたたのは、平日に限り1万円で新幹線も含めて1日乗り放題の「キュンパス」。東京駅からだと、新幹線で那須塩…
突然冬に逆戻りしたような気候のなか、唯一暖かった24日に千葉市美術館を訪れた。「鳥文斎栄之展」の期日が迫っていたからだ。 鳥文斎栄之は江戸時代後半の武家出身の浮世絵…
前回に続いて女房名について。後に『枕草子』を執筆する清少納言は、大河ドラマ「光る君へ」に清原元輔の娘、「ききょう」として11日の放送から登場している。 清少納言とい…
大河ドラマ「光る君へ」に、主人公まひろも通う左大臣源雅信の娘源倫子のサロンで、指導者的立場をつとめている赤染衛門が登場している。赤染衛門は歌人として知られた人物で、…
新潟県十日町市に松之山温泉という温泉がある。新潟県と長野県の県境付近に位置するこの地は、日本を代表する豪雪地帯として有名で、冬の間は雪に埋もれてしまう。 そんな豪雪…
先日、渋温泉に行ってきた。北陸新幹線で長野に行き、長野電鉄に乗り換えて終点の湯田中駅で降りる。ここが湯田中温泉で、そのさらに先にあるのが渋温泉だ。この2つの温泉を合…
伊香保に続いて軽井沢を訪れた。といっても所謂「軽井沢」ではなく、その周辺部分である。 江戸時代、江戸から中山道で碓氷峠を超えると、浅間山の麓に軽井沢、沓掛、追分とい…
令和6年最初に訪れたのは群馬県の伊香保。「伊香保」は『万葉集』にも「伊香保嶺(いかほろ)」として登場する古い地名で、周囲の険しい山々を指す「厳つ峰(いかつほ)」に由…
年末に長野県の松本を訪れた。立川駅から特急あずさで2時間強。日帰り圏内である。 とりあえず、30年振りに松本城に登り、新しくできたばかりの松本市博物館を訪れた後、松…