社会を読む文法としての経済学
発売日 | 2017.03.16 |
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著者 | 西孝 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 311 |
ISBN | 978-4-534-05482-1 |
価格 | ¥1,760(税込) |
機会費用、外部性、短期と長期、情報の非対称性、合成の誤謬など9つのワード(用語)をコンセプト(概念)にまで鍛え上げれば、アベノミクス、トランポノミクスなどの経済ニュースも霧が晴れるように本質が見えてくる。純“文系”のための新しい経済学入門。
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詳細
はじめに
第1章 機会費用――タダのものはない
第2章 外部性――いい迷惑と悪い迷惑
第3章 短期と長期――変えられるものと変えられないもの
第4章 情報の非対称性――競争を通じて悪いものが残る
第5章 貯蓄と投資の恒等式――木を見て森を見ない議論から抜け出そう
第6章 合成の誤謬――個々には成り立つことが、みんなでやるとそうならない不思議
第7章 貨幣の不思議――だってただの紙でしょ?
第8章 予想の自己実現――資産価格の特殊性とそれがもたらす悲劇
第9章 政府がやるべきこと、やるべきでないこと――究極の問題
著者プロフィール
西孝
1961年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、杏林大学総合政策学部教授。専攻、マクロ経済学、国際金融論。著書に『イントロダクション マクロ経済学講義』(日本評論社)ほか。