この1冊ですべてわかる プロジェクトマネジメントの基本
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発売日 | 2011.08.01 |
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著者 | 好川哲人 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 288 |
ISBN | 978-4-534-04848-6 |
価格 | ¥1,980(税込) |
なぜプロジェクトにするのか、体制づくり、具体的にどうプランニングし、実行していくのかなど、プロジェクトマネジメントに取り組む際に「やること」がわかる。製品開発・新規事業・経営革新の実際の事例を元に、トラブルを乗り越えるヒントも満載。
≪章立て≫
第1章 プロジェクトとプロジェクトマネジメント
第2章 業務のプロジェクト化とプロジェクトマネジメントの活用
第3章 プロジェクトを立ち上げ、プラニングする
第4章 プロジェクトを実行する
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詳細
はじめに
第1章 プロジェクトとプロジェクトマネジメント
「魔法のラーメン 82億食の奇跡」(「プロジェクトX 挑戦者たち」第4期 Vol.2) 12
1 なぜ、プロジェクトにするのか?
1 戦略からみたプロジェクト 14
2 オペレーションとしてのプロジェクト 20
3 プロジェクトマネジメントとは何をするのか 21
2 プロジェクトはどのような体制で実行するのか?
1 プロジェクト実行組織の形態 25
2 プロジェクトマネジメントを行なう人々 30
3 プロジェクトマネジャーは何をする人か
1 プロジェクトマネジャーの活動 34
2 プロジェクトマネジャーに求められるリーダーシップ 38
3 プロジェクトマネジャーに求められるPMコンピテンシー 41
4 プロジェクトを成功させる5つの要因
1 ゴールの共有 45
2 ゴールまでの道のりと責任の計画化、および計画に基づく管理 47
3 的確なスコープのコントロール 49
4 コミュニケーションの活性化 51
5 上位組織によるプロジェクト支援 53
第2章 業務のプロジェクト化とプロジェクトマネジメントの活用
1 経営におけるプロジェクトの位置づけ
1 戦略経営における業務の遂行の仕組みとプロジェクト 58
2 プロジェクトの種類 63
3 プロジェクトのテーマの選び方 66
4 プロジェクトの評価と選定 69
2 プロジェクトの活用事例
1 プロジェクトの事例(1) ワークスタイル変革プロジェクト 75
2 プロジェクトの事例(2) 新商品開発プロジェクト 81
3 プロジェクトの事例(3) IT投資プロジェクト 85
4 プロジェクトの事例(4) 営業革新プロジェクト 89
3 プロジェクト化で業務の品質と戦略性を高める
1 業務の品質 93
2 業務の戦略性について 97
3 プロジェクトのライフサイクルとプロジェクトの企画 100
4 プロジェクト化の狙いを明確にする 105
5 プロジェクト推進体制を決める 107
6 プロジェクトマネジャーを指名する 110
7 プロジェクトの管理計画を作る 114
4 プロジェクトガバナンス
1 戦略とプロジェクトの関係 118
2 プログラムマネジメント、ポートフォリオマネジメント 120
3 プロジェクトガバナンス 124
第3章 プロジェクトを立ち上げ、プラニングする
1 プロジェクトを立ち上げ、マネジメントをプラニングする
1 戦略計画のプロジェクトゴールへの落とし込み 128
2 プロジェクトシナリオ構築のための情報収集 134
3 ゴールの実現シナリオを考える 138
4 ステークホルダーを見極め、理解する 146
5 ステークホルダーの期待をマネジメントする 156
6 プロジェクトの諸条件を明確にする 161
7 リスク戦略の決定 166
8 プロジェクト実施アプローチの決定 171
9 プロジェクトのマネジメントを構想し、マネジメントプランを作る 174
2 プロジェクトをプラニングする
1 マネジメントのプランに基づいたプロジェクトプラニングの手順 180
2 WBSを作り、目標と目標達成のためのスコープを明確にする 184
3 ワークパッケージの実現方法を考える 188
4 ネットワーク図を作り、プロジェクトの段取りをする 190
5 成果物と予算とスケジュールのバランスを取る 193
6 計画変更のルールを決める 197
7 計画をチェックしリスクを識別し、リスクへの対応方法を決める 200
8 変更やリスク対応に必要なコミュニケーションルールを決める 204
9 ステークホルダーに計画とその実行への協力を取り付ける 206
10 プロジェクト計画をドキュメント化する 208
11 ローリングウェーブ 210
第4章 プロジェクトを実行する
1 さまざまなトレードオフを解消する
1 プロジェクトマネジメントが直面するトレードオフ 216
2 スコープと時間と予算の調整 220
3 スコープとコストの調整 225
4 顧客価値のトレードオフ 227
2 計画を実行できるチームを作る
1 プロジェクトメンバーの集め方 229
2 プロジェクトのミッションを理解する 231
3 計画にメンバー全員が納得する 234
3 プロジェクトを実行する
1 プロジェクトの進捗を判断する基準を決める 237
2 成果物に着目した進捗管理を行なう 241
3 リスクを管理し、目標達成を阻害する問題を解決する 245
4 プロジェクトコミュニケーション
1 組織的コミュニケーションとコミュニケーション監査 249
2 プロジェクトの状況把握のためのコミュニケーション 253
3 リスクや問題に関するコミュニケーションの考え方 256
4 計画変更のコミュニケーションの取り方 258
5 トラブルに陥ったプロジェクトをリカバリーする
1 リカバリーマネジメントとアセスメント 261
2 リカバリーの意思決定と進め方 267
6 プロジェクトで学んだことを業務に活かす
1 レッスンズラーンドとリスク識別 272
プロジェクトマネジメント 10のベストプラクティス
ベストプラクティス
1 利益を生むゴールを設定する 276
2 メンバーがゴールへの道筋をイメージできる計画を策定する 277
3 ステークホルダーとゴールのイメージを共有する 278
4 問題を早期発見し、ベースラインを死守する 279
5 リスクの変化を管理する 280
6 チームの生産性を向上させる 281
7 プロアクティブなコミュニケーションルールを策定し、実行する 282
8 メンバーを動機付け、生産性を向上させる 283
9 プロジェクトのガバナンスを計画し、コントロールする 284
10 目的をマネジメントし、プロジェクトの品質を高める 285
著者プロフィール
好川哲人
株式会社プロジェクトマネジメントオフィス代表。MBA、技術士。15年以上に渡り、技術経営のコンサルタントとして活躍。プロジェクトマネジメントを中心にした幅広いコンサルティングを得意とし、多くの、新規事業開発、研究開発、商品開発、システムインテグレーションなどのプロジェクトを成功に導く。1万人以上が購読するプロジェクトマネジャー向けのメールマガジン「プロジェクトマネジャー養成マガジン」、書籍出版、雑誌記事などで積極的に情報発信をし、プロジェクトマネジメント業界にも強い影響を与え続けている。