会話力の基本
- 電子書籍あり
発売日 | 2011.03.24 |
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著者 | 渡辺由佳 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 216 |
ISBN | 978-4-534-04813-4 |
価格 | ¥1,430(税込) |
大人として恥ずかしくない会話のルール99。「余計なひと言で気まずくなった……」「言葉足らずで会話がはずまない……」「ニュアンスの違いで誤解された……」など会話のコンプレックスはこれで解決! ついやりがちなミスが悪い例とよい例の対比で一目瞭然!
≪章立て≫
第1章 内容以前の「会話の見た目」を正す
第2章 会話がはずむ話し方・受け方
第3章 印象をよくする伝え方
第4章 ニュアンスで損をしない伝え方
第5章 信頼を築く伝え方
第6章 言いにくいことの伝え方
第7章 仕事ではずさない話し方
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詳細
はじめに 1
第1章 内容以前の「会話の見た目」を正す
ルール01 意味を持たない言葉のクセはなくす 14
ルール02 意味をなさない敬語表現はかえって未熟さを示す 16
ルール03 意味を取り違えやすい言葉は混乱を招く 18
ルール04 話しはじめの余計な言葉は聞き苦しい 19
ルール05 独特の語尾はそれだけで評価を下げる 20
ルール06 語尾を上げたり、伸ばしたりするのは幼さのアピール 23
ルール07 大人として恥ずかしくないフレーズ 24
ルール08 会話中の態度から見える相手の心理 31
第1章のまとめ 33
第2章 会話がはずむ話し方・受け方
ルール09 会話は、まずアイコンタクトでする 36
ルール10 大勢がいる場で声をかけるときもアイコンタクトから 38
ルール11 服装と同様に、表情も整えてから会話に入る 39
ルール12 会話上手は相手に7割話させている 42
ルール13 会話上手は「相づち」のテクニックがうまい 44
ルール14 質問のシミュレーションで予想外でも対応できる 47
ルール15 質問のバリエーションは2つのポイントから増やす 49
ルール16 聞き方ひとつで美味しいメニューがわかる 52
ルール17 あいさつ程度の言葉でも相手を否定しない 53
ルール18 「最近どう?」というのは何気ない質問ではない 55
ルール19 聞かれてもいない年齢のことは言わない 57
ルール20 「そんなことも知らないんですか?」と言う人自体がNG 58
ルール21 相手は批評を求めているとは限らない 60
ルール22 たとえ説明不足でも、批判せずに引き出す 62
ルール23 会話で相手のあげ足はとらない 63
ルール24 ドツボにはまっても、さらっと受け流す 65
ルール25 相手との距離を縮めるためには、自分から心を開く 67
ルール26 日頃からのリサーチがいざというときのネタになる 70
第2章のまとめ 72
第3章 印象をよくする伝え方
ルール27 遠くで目が合ったときの正しいあいさつのしかた 74
ルール28 第一印象は場の空気を読んだあいさつで決まる 76
ルール29 あいさつのふた言目でやる気をアピールする 78
ルール30 返事のしかたで印象は180度変わる 79
ルール31 御礼は相手の気持ちになって具体的に伝える 82
ルール32 感謝は主語を「あなた」から「私」で伝える 84
ルール33 お詫びには相応の言葉づかいで伝える 86
ルール34 「そんなつもりでは」がかえって状況を悪化させる 87
第3章のまとめ 89
第4章 ニュアンスで損をしない伝え方
ルール35 プラスに伝播する言葉を選ぶ 92
ルール36 言われた本人の気持ちになってみるとイヤなひと言 93
ルール37 ちょっとした助詞の使い方で失敗しない 95
ルール38 ストレート過ぎる言い方は相手を傷つけるだけ 97
ルール39 急なドタキャンでもポジティブな受け答えを 99
ルール40 落ち込んでいる人には、共感と新たな視点を贈る 100
ルール41 「○○してあげる」は恩着せがましい 102
ルール42 「○○できる?」は相手を見下した印象を与えがち 104
ルール43 なんでも「どうも」で済ませない 105
ルール44 「どれでもいい」は「どうでもいい!?」 108
ルール45 「~してください」は時に命令口調に聞こえる 109
ルール46 「なんですけど……」と尻切れにしない 111
ルール47 あいまいな言い方は時に不快にさせる 113
ルール48 長所と短所はいつも背中合わせ 115
ルール49 ポジティブワードは後ろに持ってくる 117
ルール50 評価にはなるべく強いネガティブワードを使わない 119
ルール51 ほめるときほど、表現を慎重に選ぶ 121
ルール52 上から目線のほめ言葉はかえって失礼になる 123
ルール53 ほめ言葉は100%で伝える 124
ルール54 ほめられた場合は謙虚に対応する 127
ルール55 なるべく未来志向の質問を心がける 128
ルール56 転機の決断に余計なひと言はいらない 129
ルール57 イライラしそうな場面こそ、ほっとするひと言を 131
第4章のまとめ 133
第5章 信頼を築く伝え方
ルール58 意見やアドバイスをもらったあとは必ず報告する 136
ルール59 「大丈夫です!」は、本当は大丈夫ではない? 137
ルール60 必要以上の断言はしない 139
ルール61 簡単に相手を決めつけない 141
ルール62 「みんな」「だれも」を主語にして批判しない 142
ルール63 「ふつう」という言葉で責任をあいまいにしない 144
ルール64 「絶対」という強調は被害妄想ととられかねない 145
ルール65 誤解を解くには、最初に入る言葉が肝心 146
ルール66 頭ごなしの批判だと、真意は伝わらない 147
ルール67 反論するときは、まず相手の意見を認めてから 148
ルール68 第三者からの悪い評価は本人には伝えない 149
ルール69 マイナスの内容は比較しない、過去にさかのぼらない 150
ルール70 悪口につながる会話は自ら避ける 151
ルール71 悪口には肯定も否定もしない 152
第5章のまとめ 154
第6章 言いにくいことの伝え方
ルール72 相手を中心にするとソフトな言い方になる 156
ルール73 苦手なものは視点を変えて伝える 158
ルール74 電話口の声が聞こえないときは、相手を主語にしない 159
ルール75 何度もお願いするときは、恐縮している気持ちも伝える 161
ルール76 クッション言葉は社会人としての身だしなみ 162
ルール77 直接間違いを指摘する表現は避ける 164
ルール78 相手のミスをいくらか引き受けると、あと味がよくなる 166
ルール79 「NO」と言わずに「NO」を伝える 167
ルール80 失礼なく断る3つのステップ 169
ルール81 冒頭にひと言あると、少なからず誠意は伝わる 171
ルール82 前向きな印象を与える断り方 173
ルール83 どうしても参加できないが、次は行きたいときの断り方 175
ルール84 時には、「うそも方便」が大人の言い訳 176
第6章のまとめ 177
第7章 仕事ではずさない話し方
ルール85 名刺交換の際の失敗を避ける 180
ルール86 名刺から会話のきっかけをつくる3つの方法 182
ルール87 通常のシチュエーションでないときは配慮も伝える 184
ルール88 たとえ、うっかりミスでもきちんとお詫びする 185
ルール89 「知らなかった……」は社会人の言い訳としてはNG 187
ルール90 「よくわからなくて……」は仕事ができない人と思われる 188
ルール91 相手の好意に顔を立てるのも仕事の1つ 190
ルール92 接待を受けたときの御礼は3回伝えると丁寧 191
ルール93 目上の人へのお願いは相手が助けたくなる言葉を 193
ルール94 自分より立場が下の人でも命令口調は避ける 194
ルール95 「お連れする」のは部下だけと心得ること 196
ルール96 「何様だ」と感じさせる言い回しには要注意 197
ルール97 たとえ自分ではなくても、社員のミスは会社のミス 200
ルール98 クレーム対応は、最初にお詫びの姿勢を示す 202
ルール99 社員の応対で、その会社の教育は透けて見える 203
第7章のまとめ 208
おわりに 210
著者プロフィール
渡辺由佳
1964年東京都出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「こんにちは2時」「ザ・ニュースキャスター」など、報道から社会情報番組まで多数の人気番組を担当。1993年に同局を退社後、フリーアナウンサー、話し方講師としての活動をはじめる。テレビ朝日アナウンサースクールやシェリロゼをはじめとするマナースクールなどで話し方講座を担当している。また、大学や企業でも講師として言葉づかいに関する講義を行ない、活躍中。その丁寧でわかりやすい教え方に定評がある。
著書に、『スラスラ話せる敬語入門』『サクサク書けるビジネスメール入門』(かんき出版)、『「感じがいいね」と思われる話し方のマナー&コツ』(成美堂出版)、『聡明でセンスある女性の話し方』(三笠書房)、『かっこいいお大人の女になる! 話し方レッスン』(すばる舎)がある。