最新 輸出入 外国為替 実務事典
- 電子書籍あり
発売日 | 2011.01.26 |
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著者 | 宮下忠雄 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 552 |
ISBN | 978-4-534-04723-6 |
価格 | ¥5,060(税込) |
「本当に使える」貿易実務本としてロングセラーとなった『輸出入外国為替実務事典』(85年刊)の改訂新版。最新の法令や取引ルールにもとづき内容を刷新しました。豊富な図解・書式例から貿易の流れと必要な手続きが具体的にわかる活用度抜群の実務入門です。
≪章立て≫
第1章 輸出入営業の上手なすすめ方
第2章 輸出入業務にかかわる基礎知識
第3章 輸出契約、輸入契約締結までの実務
第4章 輸出信用状の実務とポイント
第5章 輸入信用状の実務とポイント 他
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詳細
はじめに
本書の特色と使い方
第1章 輸出入営業の上手なすすめ方
1 輸出入の相手先をどうやって発見するか 28
■貿易はアトラクティブな仕事 28
■外国人相手の仕事のはじめ方 28
2 受身の取引先発見法 30
■引合い情報に効果はあるか 30
■時間のロスも考慮にいれる 30
3 少し積極的な取引先発見法 32
■海外の日本人や日系企業を利用する 32
■いろいろな機関を利用して取引先を発見する 32
4 積極的な取引先発見法──「攻め」の貿易 34
■DMなどによる方法 34
■専門誌広告による方法 35
■何を広告するか 35
■見本市を活用する 36
5 どの取引も引合いから 38
■引合いによるバイヤーの良否の見分け方 38
■引合いに対するメーカーからの返事 39
6 輸入の場合に外国に出す引合い 42
■外国から輸入する場合に輸出者宛てに引合いを出すときの手順 42
7 輸出入者の必要知識──何を知り、どの方法を選ぶか 45
■輸出入取引に必要とされる知識 45
■要点をいくつか知っていれば、初歩の貿易はできる 45
8 輸出にはどんな規制があるか──輸出許認可事項 47
9 輸入にはどんな規制があるか──輸入許認可事項 51
10 輸出入ビジネスのすすんではならない道 53
■他国での言動には注意しよう 53
■貿易では、よくも悪くも責任は自分が負うもの 55
■法令や規制を遵守した取引を行なう 55
ワンポイント実務解説 法律に反しない輸出管理 57
第2章 輸出入業務にかかわる基礎知識
1 輸出入代金の決済はどう行なうか 62
■貿易の場合にも、現品や貨物証券との代金引換渡しもある 62
■前払い・後払いは、貿易にもよく用いられる 63
■貿易代金決済の主要な方法の一つ──「荷為替決済」 63
■荷為替取引も2種類ある──L/C取引とD/P・D/A取引 63
■荷為替取引をよく理解しておくことが大切 65
2 輸出手続きの流れと関連する機関 66
3 輸入手続きの流れと関連する機関 68
4 輸出入に関連する書類 70
■輸出入実務の流れにそって、使われる書類名を知っておく 70
5 貿易条件についての基礎知識 74
■貿易条件とは何か 74
■Ex-Godownは、インコタームズに規定されていない 75
■FCA、CPT、CIPをよく理解する 75
■相手との取引ルールは当事者が決めるもの 79
■2010年インコタームズ改訂について 80
■改正米国貿易定義と関連してどう考えたらよいか 80
ワンポイント実務解説 貿易取引と所有権の移転について 81
第3章 輸出契約、輸入契約締結までの実務
1 契約への助走 84
■契約に至るまでにはどんな経過があるか 84
■サンプル送付についての知識 85
■クォーテーション、オファーシート、プロフォーマインボイス 86
■本書の輸出事例で契約への過程はどう進行したか 87
2 輸出契約締結までのプロセス 92
■バイヤーは、さらに、よい取引条件を求めて打診してくる 92
■プロフォーマインボイスかセールスコントラクトなどを使う 93
■契約すべき内容と項目 93
3 輸入契約締結までのプロセス 94
■オーダーシートの送付 96
4 契約項目I 97
■契約書にはこんな項目がある 97
(1)契約書の標題 98
(2)品名、品質、または仕様 98
(3)数量と単位 99
(4)単価と使用通貨 99
(5)貿易条件(建値条件) 101
(6)運送手段 102
(7)仕向地 103
(8)出荷時期 103
5 契約項目II 106
(1)梱包と荷印 106
(2)検査 106
(3)ドキュメンツ(書類) 108
(4)支払条件 108
(5)損害保険 110
(6)その他の特記事項 110
(7)取引条件に関する一般的な取決め 110
6 オファーのやりとりとアクセプタンス 117
■無条件オファーと条件付きオファー 117
第4章 輸出信用状の実務とポイント
1 信用状の定義、利点および伝達方法 122
■「輸出信用状」は「輸入信用状」 122
■信用状とは 122
■信用状は世界の貿易の発展に大きく寄与している 123
■貨物と代金の移動の実際についての知識を深めよう 124
■信用状のメリット、デメリット 124
■信用状の伝達方法 125
■郵便による場合の伝達 126
■電信による場合の伝達 126
2 プレアドバイス方式による輸出信用状I 128
■実例による輸出信用状の説明 128
■プレアドバイス受領──その添え状の説明から 128
■プレアドバイスの本状──発行銀行からの電文の写し 130
■プレアドバイスのあとの原本通知状とL/C原本 131
3 プレアドバイス方式による輸出信用状II 134
■L/C原本の内容 134
■信用状本文の内容 135
4 輸出信用状の条件変更通知 140
5 フルケーブル方式による輸出信用状 142
■通知状に書かれていること 142
■電文の全文を説明すると 145
6 L/C上の船荷証券の内容 148
■L/Cで要求しているB/Lについての表現 148
■Full set(of B/L) 149
■Clean(B/L) 150
■On board(B/L) 150
■Ocean(B/L) 151
■Made out to order of the shipper 151
■Blank endorsed 151
■Made out to the order of ○○○○○ Bank 152
■Marked freight prepaid/collect 152
■Notify accountee 153
7 L/C上の航空運送状の内容 154
■L/Cで要求しているAWBについての表現 154
■AWBでは銀行を荷受人にすることが多い 154
■バイヤーを荷受人とすることも多く行なわれている 155
■AWB上のその他の表現 155
8 本書の事例による輸出信用状 156
■輸出事例のL/Cが到着した 156
■必ずしも個別の契約金額どおりのL/C金額ではない 156
■摘要書きの図によってL/Cの見どころを知っておく 158
■受け取った輸出信用状の内容点検 158
■事例にいくつかのイレギュラリティーを発見 159
■L/Cのどんな点を注意するか 162
■契約になかった条項に注意 163
■不要な書類を要求してきていないか 164
9 輸出信用状の内容変更依頼 165
■アメンド依頼のしかた 165
■アメンドメントを依頼するときの用語 165
■アメンドメント到着 167
■輸出者が承諾して、はじめて有効になるアメンドもある 167
第5章 輸入信用状の実務とポイント
1 輸入信用状開設の準備 170
■銀行との輸入関係取引約定書 170
2 輸入の資金計画と手当のしかた 172
■輸入は資金計画が大切 172
■輸入代金の支払条件をどうするか 173
■輸入関係融資申込書 174
3 輸入信用状開設依頼の手順I 176
■輸入信用状開設依頼の実務 176
■オファーシート到着 176
■輸入信用状開設依頼書 178
■船積期限をいつにするか 178
■有効期限をいつにするか 180
4 輸入信用状開設依頼の手順II 181
■輸入L/C上に手形や要求書類はどう表現するか 181
■買取時に銀行に手形と一緒に持ち込む書類 182
■貨物引取りの際、便利なようにL/Cの内容を工夫する 183
■輸入取引を工夫して、それをL/C上で表わす 183
■書類を早く買取りに持ち込ませる 185
5 L/C発行銀行から外国へのL/Cの仕向け 186
■通知銀行の選定 186
■どのようにL/Cが外国に伝達されるのか 186
■輸入信用状の内容を変更したい場合 188
6 信用状の種類とその役割 190
■取消不能信用状と取消可能信用状 190
■無確認信用状と確認信用状 190
■譲渡可能信用状 191
■買取銀行指定信用状と買取銀行不指定信用状 191
■回転信用状 194
■荷為替信用状とクリーン信用状 194
第6章 輸出通関・船積みから保険手続きまで
1 船腹手配と貨物搬入 196
■貨物の完成時期にあわせて船腹手配 196
■FCA/FOB契約の船腹手配を売り手がやってよいか 196
■航空貨物の場合はどうするか 198
■船積日とは 198
■貨物を搬入する 199
2 輸出通関用書類 200
■どんな書類を通関業者に渡すか 200
■適切な指示をすることが必要 200
3 通関用書類の作成方法I 202
■船積依頼書を作成する 202
■航空貨物の場合はどう記入するか 202
■前受けや後受けの場合の荷受人名の表示方法 206
■そのほかの欄の記入方法 206
■フレイト・プリペイド・アズ・アレンジドの記載方法もある 206
■船積依頼書に添付して通関業者に渡す書類のあらまし 207
4 通関用書類の作成方法II 208
■通関用インボイス 208
■通関用パッキングリスト 208
5 通関・船積み手続きの概略 211
■海上貨物通関の場合 211
■航空貨物の通関と搭載手続き 212
6 船会社などから受け取ったB/L・AWB 213
■B/L(船荷証券)とは 213
■B/Lの見本と説明 213
■B/Lに記載されていることの意味を理解しておく 214
■B/L中央部以下の記載事項 214
■B/L最下部に記載されていること 216
■AWB(航空運送状)とは 216
■AWBを見本によって説明すると 217
7 海上保険の付保手続き 220
■付保の時期 220
■保険申込書の記入方法 220
■保険証券受領時の注意事項 220
第7章 船積案内と荷為替手形の買取依頼
1 船積案内の準備とすすめ方 226
■必要書類の取揃え 226
■船積案内の発送 227
■B/Lオリジナルなどの安全な送り方 227
■ファックスやEメールによる船積案内 228
■航空貨物の場合の船積案内 228
2 荷為替手形買取依頼の前に行なうべきこと 230
■取引約定書などの銀行への差入れ 230
■署名鑑も届け出る 230
3 荷為替手形買取依頼の手続きI 232
■為替手形の作成 232
■なぜ2枚の為替手形を振り出すのか 234
■手形に記載する事項は 236
■そのほかの手形記載事項 237
4 荷為替手形買取依頼の手続きII 240
■荷為替手形買取依頼書 240
■買取用インボイス 240
■買取用パッキングリスト 241
5 荷為替手形買取依頼の手続きⅢ 244
■船荷証券の持ち込み方 244
■B/Lの裏書きはどうするか 244
■保険証券の持ち込み方 248
6 買取依頼の際の注意事項 250
■L/Cや契約上で要求されるそのほかの書類 250
■受益者証明書のモデル例 250
■原産地証明書の見本 250
■そのほかの書類 252
■不要であるのに要求されている書類はないか 252
7 L/C条件どおりに出荷できない場合 256
■L/C条件とディスクレが生じた場合 256
■やむをえず書類にディスクレが生じた場合の措置 258
(1)L/Gネゴ 258
(2)ケーブルネゴ 259
(3)代金取立扱いにする方法 259
8 特殊な買取依頼 262
■振込依頼付きの買取り 262
■委任状付きの買取依頼 264
第8章 輸入の保険手続きから通関・代金決済まで
1 輸入の保険付保 268
■保険料の節約を考えるより、保険をかけるのが原則 268
■予定保険を申し込む 268
■あとで確定保険を申し込む 271
2 船積案内・貨物到着案内の受領I 272
■貨物の出荷を知る 272
■船積案内到着 273
■書類の内容を注意して見ること 273
3 船積案内・貨物到着案内の受領II 276
■到着した航空貨物の引取手順 276
■L/C取引による輸入では、通常リリースオーダーが必要 276
■リリースオーダーに銀行の署名を受けるには 277
■ドラフト(約束手形または為替手形)の差入れ 281
4 海上貨物の場合に貨物受取り以前に行なう手続き 283
■貨物が先に着いているか、書類が先か 283
■銀行経由の書類未着の場合(L/Gによる引取りの方法) 284
■L/Gの用紙は船会社からもらっておく 284
5 輸入通関・貨物引取り手続き 292
■どんな書類を通関業者に渡すか 292
■どのように輸入申告するか 292
■貨物を受け取った輸入者はどうするか 295
6 銀行との輸入代金決済手続き 299
■L/C取引では、輸入代金決済とは銀行与信の返済である 299
■一覧払い現金決済の場合には 300
■輸入ユーザンスの場合には 301
■銀行に貨物貸渡しの依頼もする 301
第9章 輸出入貨物運送のノウハウ
1 コンテナと貨物の梱包 306
■コンテナとは 306
■コンテナの種類 308
■コンテナの積載可能量 308
■貨物の梱包方法 308
■パレットとばら荷 309
■荷印(にじるし) 310
■メインマークの記号 311
■注意マークと危険品マーク 311
■危険品などの特殊貨物 312
2 コンテナ荷役についての知識 314
■コンテナ・ターミナルと貨物取扱いについて 314
■CLカーゴーとLCLカーゴー 316
■シッパーズ・パックとキャリヤーズ・パック 316
■CY-CYデリバリーなど 317
3 運送証券に関する知識I 318
■船荷証券の種類および関連する運送書類 318
(1)Received B/LとShipped B/L(受取船荷証券と船積船荷証券) 318
(2)Clean B/LとFoul B/L(無故障船荷証券と故障付船荷証券) 320
(3)Ocean B/LとLocal B/L(外航船荷証券と内航船荷証券) 321
(4)Order B/L、Straight B/L、Bearer B/L(指図式船荷証券、記名式船荷証券、持参人式船荷証券) 321
(5)Negotiable B/LとNon-Negotiable B/L(流通船荷証券と非流通船荷証券) 321
(6)Charter-Party B/L(傭船契約船荷証券) 322
(7)Through B/L(スルーB/L、通し船荷証券) 322
(8)Short Form B/LまたはBlank Back B/L(運送約款簡易記載船荷証券) 323
(9)Stale B/L(古くなったB/L) 323
(10)Waybill(ウエイビル) 324
(11)Dock Receipt, Mate's Receipt(ドック・レシート、メイツ・レシート、D/R,M/R) 326
(12)Forwarder's Cargo Receipt(貨物取扱業者受取証) 326
4 運送証券に関する知識II 328
■航空運送状の機能 328
■航空運送状の記載事項 330
■混載貨物運送について 332
■マスター・エアウエイビルとハウス・エアウエイビル 332
■郵便物として荷物を送る 333
第10章 送金取引、D/P・D/A取引と仲介貿易の実務
1 送金決済と契約 336
■貿易代金の決済保証とスタンドバイ信用状 336
■送金決済の方法と契約のしかた 336
2 外国への送金 339
■送金小切手などを受取人に渡す方法 339
■受取人の銀行口座に振り込むか、現地の銀行で支払う方法 339
■送金依頼書 340
■マネー・ローンダリングへの対策 341
■輸入貨物代金送金ユーザンスについて 341
3 外国からの送金 344
■被仕向送金の代り金を銀行から受け取る 344
■会社振出しなどの小切手を受領したとき 345
■送金決済による輸出入の実務上の注意事項 345
4 D/P・D/A取引 347
■D/P・D/A取引は2つの傾向に大別できる 347
■D/Pとは 348
■D/Aとは 349
■輸出者として、D/P・D/A取引をすすめる際の留意点 349
■D/P・D/A取引のシッパー側の留意点 351
(1)信頼できるバイヤーか 351
(2)バイヤーは輸入承認を取得しているか、取得できるか 351
(3)自社に輸出代金回収までの資金負担力はあるか 352
(4)輸出手形保険付保を検討する 352
(5)確実な契約を取り決める力はあるか 353
(6)予定外の金利などのコストをカバーできる取引か 353
(7)取立統一規則を理解しておくこと 353
■輸入者として、D/P、D/A取引をすすめる際の留意点 353
(1)信頼できるシッパーか 354
(2)D/P・D/A輸入を安易に考えないこと 354
(3)違約に対しては、支払拒絶をして別途交渉する 355
(4)銀行の引取保証を受けにくい 356
(5)航空貨物で輸入しても、早い引取りに支障がある 357
(6)資金計画は立っているか 357
(7)取立統一規則を理解しておくこと 358
5 D/P・D/A取引の契約条項 359
■D/P・D/Aを決済条件欄にどう表現するか 359
(1)D/Pアット・サイト……一覧払い渡し 359
(2)D/P60日……60日後支払渡し 360
(3)D/P、B/L後60日……船積後60日支払渡し 360
(4)D/P期日9月30日……期日支払渡し 360
(5)D/A90日……90日引受渡し 360
(6)D/A、B/L後90日……船積後90日引受渡し 360
(7)D/A期日10月15日……期日払い引受渡し 363
■D/P・D/A取引を契約書にどう表現するか 363
ワンポイント実務解説 契約書への注記 363
6 仲介貿易 366
■貿易は、多様化して面白くなっていく 366
■仲介貿易とは 366
■仲介貿易の契約書 367
■仲介貿易契約の留意点 367
■仲介貿易でのクレーム解決は容易ではない 374
第11章 海上保険、貿易保険、輸出取引信用保険のしくみ
1 海上保険I 376
■確定保険と予定保険 376
■保険の申込者 377
■FCAやCPTで輸入する場合の付保の方法 378
■通常の海上保険と、輸出FOB保険 379
2 海上保険II 380
■保険の期間 380
■保険金額 380
■保険条件 381
■併用されている新貨物約款(A)(B)(C)について 382
■保険条件を実務的に理解するには 382
■オールリスクまたはICC(A)の条件でも、カバーされない危険 384
3 貿易保険 386
■貿易保険の種類──(独)日本貿易保険の場合 386
4 輸出取引信用保険 389
■民間の保険会社が行なう貿易保険 389
■輸出取引信用保険とそのメリット 389
第12章 輸出入の価格構成と採算の考え方
1 輸出入流通段階の価格構成 392
■輸出入の採算を考える 392
■輸出入流通段階の価格構成のあらまし 392
■輸出入の商品価格の特色 392
2 輸出価格採算の考え方 396
■輸出価格の構成要素と内訳 396
1.輸出価格構成要素のうち、工場渡し価格 396
2.輸出価格構成要素のうち、国内運賃 398
3.輸出価格構成要素のうち、通関業者費用 398
4.輸出価格構成要素のうち、その他の直接費・間接費 400
5.輸出価格構成要素のうち、外国為替費用 401
6.輸出価格構成要素のうち、輸出者利益 402
7.輸出価格構成要素のうち、海上運賃または航空運賃 402
8.輸出価格構成要素のうち、保険料 406
3 輸出採算表 409
■自社にあった輸出採算表を作っておく 409
4 輸入価格採算の考え方 412
■輸入価格の構成要素と内訳 412
1.どの貿易条件で輸入するか 412
2.輸入価格構成要素のうち、代理店手数料など 414
3.輸入価格構成要素のうち、関税 414
4.輸入価格構成要素のうち、個別消費税および消費税 416
5.輸入価格構成要素のうち、通関業者費用 417
6.輸入価格構成要素のうち、国内運賃、倉庫料、再包装料、流通ロスなど 417
7.輸入価格構成要素のうち、信用状発行料および銀行関係手数料 417
8.輸入価格構成要素のうち、外国為替費用 418
9.輸入価格構成要素のうち、借入金費用・一般管理販売費および貿易保険料 418
10.輸入価格構成要素のうち、輸入者利益 419
5 輸入採算表 420
■自社にあった輸入採算表を作っておく 420
第13章 外国為替取引の必須知識
1 輸出入と外国為替実務 424
■英文小切手と円小切手 424
■英文の約束手形・為替手形と和文の約束手形・為替手形 424
■英文の為替手形と裏書きの実例 426
■一覧払い手形とユーザンス(期限付き)手形 426
(1)一覧払い手形 428
(2)ユーザンス払い手形 428
2 銀行内での輸出入為替実務 430
■輸出手形買取代り金を顧客の口座に入金 430
■買取り後の荷為替手形を外国へ送付 430
■日本にある他行に書類を再買取りに提出することもある 434
■D/P・D/A手形書類を外国の銀行に送付する場合 434
■輸入者の銀行は、どのように手形や書類を取り扱うか 436
3 外国為替相場 438
■為替相場の波浪に向かって船をすすめる貿易者たち 438
■外国為替市場の構成者 438
■銀行の対顧客相場の成立ち 439
■基準相場と各種相場 439
■市場連動制とは 439
■先物相場 442
■為替予約についての知識 443
■予約の取消し 446
4 銀行の外国為替運用と調達 447
■外国為替の運用と調達 447
■売買益・利息・保証料・手数料が、銀行の外国為替収益 447
■外国銀行への預け金勘定 453
■外国銀行からの預り金勘定 454
■銀行の資金調達・運用の範囲は拡大している 455
■銀行の外貨資金についての資産負債状況報告 455
ワンポイント実務解説 SWIFT(スイフト)とは何か 457
付録
1「輸出フォーフェイティング取引」の際のL/Cの一例 466
2「スタンドバイ信用状」を理解する 479
3「ステートメント付き為替手形の活用」で、債権の不良債権化を極力少なくする 502
毎日の輸出入実務に必ず役立つ 巻末資料集
○よく使われる貿易・外国為替用語 516
○Eメール等の文章で使える略語例 529
索引 531
著者プロフィール
宮下忠雄
1935年生まれ。旧・住友銀行外国部長代理を経て、1972年、貿易コンサルタントを開業。株式会社ボエキ代表。企業の貿易指導、研修を幅広く手がける。東京商工会議所貿易専門相談員。主な著書に『英文名作聴訳』(三修社)、『「新型」個人輸出入のすすめ』『貿易実務がわかる本』(いずれもPHP)等。