願いがかなう遺言書のつくり方
発売日 | 2004.07.14 |
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著者 | 本田桂子 |
判型 | A5判/並製 |
ページ数 | 192 |
ISBN | 978-4-534-03779-4 |
価格 | ¥1,650(税込) |
相続トラブルを回避できるのはもちろん、孫に財産をあげたり、葬儀の方法やお墓の希望といった、ひそかな願いをかなえるために必要な、遺言書のつくり方をやさしく紹介。書き込みチェックシート付きで、誰でも簡単にモレのない遺言書をつくることができる。
≪章立て≫
第1章 なぜ遺言書をつくる必要があるの?
第2章 遺言書の基礎知識
第3章 こんな願いを遺言書で実現できる!(文例集)
第4章 遺言書を書くための下準備をしよう
第5章 「自筆証書遺言」をつくってみよう!
第6章 「公正証書遺言」をつくってみよう!
第7章 さらに完璧な遺言書をつくるためのテクニック
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詳細
第1章 なぜ遺言書をつくる必要があるの?
1 遺言書をつくる人が増えている 14
2 遺言書をつくるメリットは? 16
3 遺書と遺言書の違いは? 18
4 財産が少なくても遺言書は必要! 20
5 あなたが死んだら「相続」はこうなる 22
6 こんな人は遺言書をのこさないと大変! 24
7 遺言書でこんな「願い」が実現できる 27
8 自己診断テスト「あなたの遺言書必要度」 30
〈コラム〉 なぜ日本では遺言書をつくる習慣がないの? 34
第2章 遺言書の基礎知識
1 遺言書の書き方にはルールがある 36
2 安全確実な「公正証書遺言」 38
3 遺言書は必ず書面にしておく 40
4 遺言書に書けること、書けないこと 42
5 臨終間際の遺言を有効にする方法は? 46
6 「相続」と「遺贈」の違いに注意しよう 48
7 遺言を取り消すにはどうしたらいい? 50
〈コラム〉 遺言書をつくるタイミングは? 52
第3章 こんな願いを遺言書で実現できる!(文例集)
1 妻の生活を守る遺言書は? 54
2 子どもたちに財産を相続させたい 60
3 内縁の妻、未認知の子どもに財産をあげたい 64
4 身寄りがなく、お世話になった人に財産をあげたい 66
5 お葬式やお墓について希望がある 68
6 献体や臓器提供をしたい 70
7 後妻と先妻の子どもが争わないようにしたい 72
8 あの子には財産をあげたくない 74
9 離婚調停中の相手に財産をあげたくない 76
10 未成年の子どもの後見人を指定したい 78
11 ペットの面倒を見てほしい 80
〈コラム〉 夫婦一緒に遺言できるの? 82
第4章 遺言書を書くための下準備をしよう
1 あなたの相続人は誰? 84
2 「遺留分」に気をつけよう 88
3 「相続財産リスト」をつくろう 90
4 財産の評価方法はどうすればよいか 94
5 相続人の貢献度・依存度をチェックしよう 96
6 誰に何をあげるか決めよう 100
7 借金についても遺言できるのか? 104
8 戸籍謄本などの必要書類を揃えよう 106
9 「願い」を盛り込んだ遺言書を下書きしよう 108
〈コラム〉 相続をめぐる熾烈な攻防 110
第5章 「自筆証書遺言」をつくってみよう!
1 自筆証書遺言が向いている人は? 112
2 遺言の内容はなるべく単純に! 114
3 自筆証書遺言をつくる手順 116
4 この書き方を守らないと無効になる 118
5 遺言書の訂正と封印の仕方 120
6 相続発生まで遺言書を保管する 122
7 自筆証書遺言の「リスク」を最小限に減らすコツ 124
8 いざ相続発生! 自筆証書遺言の実行手順 126
〈コラム〉 「遺言書がない!」 128
第6章 「公正証書遺言」をつくってみよう!
1 公正証書遺言は自筆証書遺言より「簡単」!? 130
2 公正証書遺言をつくる手順 132
3 公証人との打ち合わせは? 134
4 公証役場で公正証書遺言をつくる 136
5 公正証書遺言にかかる費用は? 138
6 公正証書遺言に入れたほうがいい項目 140
7 いざ相続発生! 公正証書遺言の実行手順 142
〈コラム〉 公証役場ってどんなところ? 144
第7章 さらに完璧な遺言書をつくるためのテクニック
1 遺言の仕方によってはトラブルになることもある 146
2 トラブルにならない遺言書をつくるポイント 148
3 確実に遺言を実行するため遺言執行者を決める 151
4 「専門家」を活用して完成度を上げる 154
5 遺言書に書いた財産が消滅していたら… 156
6 スムーズに相続できるように準備する 157
7 子どもたちに「遺留分の放棄」を頼むには 158
8 ボケるのが心配なら任意後見制度を活用する 160
9 相続税がかかりそうなら生前に対策を立てる 162
10 死因贈与と遺贈の違いは? 164
11 こんな人には「遺言信託」という方法もある 166
〈コラム〉 最近流行している「エンディングノート」 168
書き込みチェックシート 169
著者プロフィール
本田桂子
1969年生まれ。法政大学文学部卒業。NPO法人遺言相続サポートセンター理事。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、行政書士。会計事務所勤務を経て、独立系FPとして活躍。主に中高年を対象に、遺言や相続など高齢期の相談を数多く手がける。著書に『その死に方は、迷惑です』(集英社新書)、『願いがかなう遺言書のつくり方』『想いが通じる遺言書と生前三点契約書のつくり方』(ともに日本実業出版社)、『定年後ライフプラン手帳』(永岡書店)など多数。