文章力の基本
- 電子書籍あり
発売日 | 2009.07.23 |
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著者 | 阿部紘久 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 208 |
ISBN | 978-4-534-04588-1 |
価格 | ¥1,430(税込) |
「ムダなく、短く、スッキリ」書いて、「誤解なく、正確に、スラスラ」伝わる文章力77のテクニック。多くの文章指導により蓄積された豊富な事例をもとにした「例文→改善案」を用いながら、難しい文法用語を使わずに解説。即効性のある実践的な内容。
≪章立て≫
第1章 短く書く
第2章 自然な正しい表現で書く
第3章 言いたい事を明確にする
第4章 分かりやすく書く
第5章 簡潔に書く
第6章 共感を呼ぶように書く
第7章 表記とレイアウトにも心を配る
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詳細
はじめに 1
第1章 短く書く
ヒント1 短く言い切る勇気を持つ 12
ヒント2 一度にたくさん運ぼうとしない1 14
ヒント3 一度にたくさん運ぼうとしない2 16
ヒント4 幹を1本1本立てていく 18
第1章のまとめ 20
コラム1 文章力とは? 21
第2章 自然な正しい文章で書く
ヒント5 文の前半と後半をかみ合わせる1 24
ヒント6 文の前半と後半をかみ合わせる2 26
ヒント7 文の前半と後半をかみ合わせる3 28
ヒント8 文の前半と後半をかみ合わせる4 30
ヒント9 宙に浮いた言葉は書かない 32
ヒント10 旅行は「買う」ではなく「する」 34
ヒント11 文の形をシンプルにする 36
ヒント12 論理的に首尾一貫させる 37
ヒント13 因果関係をつかむ 40
ヒント14 「に」を正しく使う1 43
ヒント15 「に」を正しく使う2 45
ヒント16 「に」を正しく使う3 47
ヒント17 「を」を正しく使う1 50
ヒント18 「を」を正しく使う2 51
ヒント19 「で」と「の」の混入を避ける 53
ヒント20 必要な「てにをは」を省かない 55
ヒント21 言葉は習慣である 57
ヒント22 本来の意味を考えて言葉を探す 61
ヒント23 関連する言葉との混同を避ける 63
ヒント24 「両立する」か、「両立させる」か 65
ヒント25 「豊かになる」か、「豊かにする」か 66
ヒント26 列挙するときは、品詞をそろえる 68
ヒント27 話し言葉の影響を避ける1 70
ヒント28 話し言葉の影響を避ける2 73
ヒント29 話し言葉の影響を避ける3 74
ヒント30 話し言葉の影響を避ける4 76
ヒント31 話し言葉の影響を避ける5 78
第2章のまとめ 81
コラム2 共通する要素の発見 82
第3章 言いたいことを明確にする
ヒント32 概念(コンセプト)を整理する 86
ヒント33 なるべくシンプルに整理する 89
ヒント34 婉曲的に曖昧に漠然と考えない 92
ヒント35 骨子を組み立て、段落に分ける 93
ヒント36 同じ話はまとめて書く 95
第3章のまとめ 98
コラム3 国際ビジネスマンもまずは日本語の文章力を 99
第4章 分かりやすく書く
ヒント37 読み手に頭を使わせない 102
ヒント38 主役は早く登場させる 103
ヒント39 修飾語は直前に置く 106
ヒント40 「これ」「それ」は直前の言葉を指す 108
ヒント41 読点は、意味の切れ目に打つ ~読点がほしい10のケース~ 109
ヒント42 省略された主語は変えない 122
ヒント43 ぼやかして書かない 123
ヒント44 明確な「つなぎ語」を使う 125
ヒント45 何でも「ことで」でつながない 127
ヒント46 箇条書きを活用する 129
ヒント47 話は1つずつすませる 131
ヒント48 キーワードを抜かさない 133
第4章のまとめ 134
コラム4 日本語は曖昧か 135
第5章 簡潔に書く
ヒント49 いきなり核心に入る 138
ヒント50 削れる言葉は徹底的に削る 141
ヒント51 同じ言葉が続いて出てきたら、1つにする 144
ヒント52 同じ意味の言葉を重複して書かない 147
ヒント53 似たような言葉をたくさん並べない 151
ヒント54 簡潔な表現を選ぶ 152
ヒント55 意味のない言葉は書かない 153
ヒント56 「これから説明します」「これから述べます」は不要 155
ヒント57 「なぜなら」「理由としては」なども省く 156
ヒント58 「という」を削る 157
ヒント59 余分なつなぎ語を削る 158
ヒント60 余計な結びも書かない 159
第5章のまとめ 160
コラム5 「書くのが遅い」という反省について 161
第6章 共感を呼ぶように書く
ヒント61 目に浮かぶように書く 164
ヒント62 具体的なエピソードから入る 165
ヒント63 感動を押しつけず、読み手自身に感じてもらう 166
ヒント64 強調する言葉は控えめに使う 169
ヒント65 持って回った表現、凝った表現は避ける 171
ヒント66 自分のことを事実に淡々と語らせる 172
ヒント67 読み手をあまり待たせない 174
ヒント68 読み手に謎をかけたまま終わらない 176
ヒント69 読み手の期待を裏切らない 178
ヒント70 読み手の心の中に壁をつくらせない 180
第6章のまとめ 182
コラム6 想像力が決め手 183
第7章 表記とレイアウトにも心を配る
ヒント71 句点は、文末のみに打つ 186
ヒント72 セリフや考えを「 」でくくる 188
ヒント73 カッコと句読点を適切に使う 189
ヒント74 漢字本来の意味から離れた言葉は仮名で書く 192
ヒント75 横書きでも漢数字を使う言葉がある 194
ヒント76 ホワイト・スペースを活用する 196
ヒント77 ノイズの少ない文書をつくる 198
第7章のまとめ 202
コラム7 「訓読み」の融通無碍さ加減 203
おわりに 205
著者プロフィール
阿部紘久
東京大学卒。帝人(株)で、宣伝企画、国際事業企画、開発企画、経営企画に携わった。その間に、タイ、韓国、イタリアの合弁会社に10年間勤務。その後、米国系企業のCEOを務めた。2005年から昭和女子大学ライティング・サポートセンターで文章指導を行う傍ら、社会人も指導している。主な著書に『文章力の基本』(日本実業出版社)、『文章力の基本100題』(光文社)、『シンプルに書く! 伝わる文章術』(飛鳥新社)などがある。