ジェンダー(gender=社会的・文化的に形成される性別)をめぐる規範の変化や多様化が進みつつある現代。企業には、性別に関係なく平等な機会と待遇を提供する「ジェンダーフリー」の考え方をふまえた、働きやすい環境づくりが求められています。
それは、具体的にはどういうことなのでしょうか。ジェンダーやダイバーシティに詳しい特定社会保険労務士で一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会代表理事・小岩広宣さんの書籍『ジェンダーフリーの労務管理』から抜粋してポイントをお伝えしましょう。(イラスト:そこにおる)
「ジェンダーフリーの労務管理」って何ですか?
多様な働き方を支えるために必要なこと
書籍『ジェンダーフリーの労務管理』は、多様化する雇用のあり方の最適解をつかんだうえで、ますます重要性が増しているジェンダーや性的マイノリティに対する実務に対応できるよう、必要な知識とステップを丁寧に解説しています。経営者や人事労務担当者はもちろん、部下を持つ管理職向けのテキストとしても使いやすい一冊。ぜひ、働きやすい職場づくりにお役立てください。