通貨覇権の興亡
発売日 | 2024.12.06 |
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著者 | 髙橋琢磨 |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 300 |
ISBN | 978-4-534-06155-3 |
価格 | ¥2,420(税込) |
ドル対人民元の戦いは米中という二大国が国際的なプレゼンスを維持するうえで最大の焦点だが、本書では通貨覇権の条件、ドル覇権に至る歴史的経緯、CDBC(中央銀行デジタル通貨)の拡大が与える今後への影響など多方面から分析し、必須の知見を提供する。
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詳細
はじめに 覇権通貨とは何か
CHAPTER1 覇権通貨ドルの誕生 ブレトンウッズ体制からブレトンウッズ2へ
CHAPTER2 二つのニクソンショックがもたらしたもの
CHAPTER3 デジタル通貨は通貨覇権をめぐる 地政学を変えるか
CHAPTER4 人民元の国際化に拍車をかける一方で停滞する中国経済
CHAPTER5 覇権通貨の空位の時代はくるのか
著者プロフィール
髙橋琢磨
たかはし・たくま
1943年岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。MBA(カリフォルニア大学バークレー校)、論文博士(中央大学)。野村総合研究所時代には、ニューヨーク駐在、ロンドン拠点長、経営開発部長、主席研究員などをつとめ、北海道大学客員教授、中央大学大学院教授などを経て、評論・著作活動に。
『量子技術と米中覇権―技術立国日本は復活できるのか?』(五月書房新社)、『中国が日本に挑む自動車覇権―トヨタはEV化を乗り切れるのか』(日本評論社)、『21世紀の格差:こうすれば日本は蘇る』(WAVE出版)、『戦略の経営学:創知情報化・グローバル化の衝撃と適応』(ダイヤモンド社)、『マネーセンターの興亡 東京は金融覇権を握れるか』(日本経済新聞社)、『金融はこれからどう変わるのか』(金融財政事情研究会)などの著書がある。