日本で一番多い名字は佐藤で、2番目が鈴木といわれています。しかし、「本当?」と思っている人も多いのではないでしょうか。東京の周辺に住んでいる人は違和感がないでしょうが、関西の人だと、一二を争うのは山本と田中だろう、と思っています。
交通が便利になって、東京からだと、離島や山中を除いてほとんどの所に日帰りできるようになりました。でも、日本は狭いようで、まだ地域差は残っています。そんな日本を名字や地名からみつめ直してみたいと思っています。
2021/03/15 13:40
3月10日は「佐藤の日」ということで、昨年に続いて今年も「佐藤さんゆかりの地聖地化プロジェクト」を進める佐野市がイベントを開催する予定だっだが、このコロナ禍で中止。代わって、20日に「佐藤の会 オンラインサミット2021」というオンラインイベントが開催されることになった。
イベントには、岡部正英・佐野市長や佐野ブランドキャラクターの「さのまる」を始め、芸人のU字工事さん、元プロ野球選手でタレントのパンチ佐藤さん、タレントの佐藤美希さんが出演する他、昨年に続いて林家ペー&パー子さんも特別出演。私も昨年に続いて参加する。また、今年は佐藤に次いで全国第2位の名字である鈴木さんのふるさと、和歌山県海南市から「鈴木屋敷復元の会」も参加する予定。
実は名字のルーツは地方にあることが多い。というのも、名字の大多数は地名に由来するもの。当時の都である京都などから地方に移り住んだ際、その土地の地名を名字として名乗ったのがルーツとなっていることが多いからだ。つまり、地方の町おこしと名字はそもそも相性がいいといえる。
全国1位の佐藤と2位の鈴木が手を組んで成功すれば、この動きは全国各地に広がる可能性を秘めている。
佐藤の会オンラインサミットはこちらから
https://satonokai.jp/summit