夜ごと、さまざまな場所で行なわれている「宴会」。
しかし、中には「まったく盛り上がらない」「参加者が全員メンドクサイと思っている」「幹事が何をすればいいかわかっていない」という宴会も多いとか。そんな宴会をボクメツするため、「宴会を通じて世の中の役に立つ」との使命に(勝手に)燃える1人のオトコが立ち上がった!?
「お酒を飲んでただ騒ぐだけ」の宴会は今日でおしまい。ビジネスにも役に立つ宴会のいろはをご紹介します。
2017/06/09 16:08
まいど! カワちゃんです。
前回は、「段取り編」その1として、宴会のゴール設定、当日までのスケジュール作成や参加メンバーへのお誘いの方法をご紹介しました。すると私の周りからの反響がとても多かったので、あらためてこの手の話は「幹事の失敗あるある」なんだなぁと、強く感じました。
それでは、引き続き「段取り編」その2として、幹事が抱えるお店選びの悩みについて答えていきます!
【回答】WEB検索を上手に利用して、自分たちの宴会の「目的」に最適のお店を見つけましょう。
【解説】参加者から「このお店でよかった!」と言ってもらうには、宴会の「目的」とお店との相性が重要です。こうした相性の良し悪しを見極める効果的な検索方法が4つあります。
ポイント1 「条件付き検索」で探す
「食べログ」や「ぐるなび」といった飲食店情報サイトでは、「日時」や「最寄り駅(エリア)」だけではなく、「個室の有無」「電波がつながる」といった細かい項目で絞ることもできます。
私の失敗談なのですが、大事な接待なのに、お店が地下で電波がつながらず、たびたび席を外して電話やメールをする羽目になり、相手に失礼なことをしてしまった、ということがありました。こういう思わぬことが、マイナス評価のきっかけとなるので要注意ですね。
ポイント2 お店や料理の写真は、お客さんの投稿写真に注目する
経験上、料理や店内の写真は、実際に来店したお客さんの写真をチェックするほうが失敗しません。
理由は、お店が手配したプロカメラマンが撮影した写真ではないため、素の状態の料理や、内装の雰囲気を感じ取れるためです。また、お客さんがたくさんの写真をアップしているということは、そのお店にはオススメしたいポイントが多いという理由も考えられるからです。
ポイント3 評価の数字を鵜呑みにしない!
「評価点3.5と高評価だから安心!」と予約してみたら、実はデート向きのお店で宴会向きではなかった……こんな経験ありませんか?
情報サイトの評価ポイントは、総合点で記入されています。中にはランチ利用者や、1人での入店者の評価などもあるため、宴会で使用する際の評価とは目線も違ってきてしまいます。反対に、評価が低くても宴会に向いているお店もたくさんあります。
大切なのは「なぜ評価が高いのか? 低いのか?」、この理由を理解することです。オススメは、「宴会 口コミ」というように、キーワードに「宴会」を追加し、ネットで検索してみること。そうすると、過去にそのお店で宴会を実施した人たちの意見が出てくるので参考になります。幹事目線でくわしく書いている人もいるので、役に立ちますよ。
ポイント4 「クーポン」を活用しよう!
意外と見落としがちなのがクーポンです。お店も工夫をしており、魅力的な特典を多数用意しています。クーポンの内容としては時間や料理のサービスの他、料金の割り引きなどがあり、チェックしない手はありません。積極的に活用しましょう。
「お店の名前 クーポン」と検索すれば見つかります。また、電話確認の際に「今回の内容で有効なクーポンはありますか?」と聞いてみると、親切に教えてくれるお店もありますよ(有効期限や人数制限もある場合があるので注意しましょう)。
【回答】下見は非常に重要です。ランチで下見しましょう!
【解説】最近はネットで詳しい店舗情報を確認できますが、やはり実際にお店を見に行ってほしいです。
仕事帰りや休み時間にフラッとお店に下見に行けるのが理想ですが、多忙な毎日で、そのためだけにお店に行くのは面倒ですよね。そこで、私もよく活用するのが、「ランチ下見」です。