「世界標準」の仕事術

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発売日 2011.09.22
著者 キャメル・ヤマモト
判型 四六判/並製
ページ数 256
ISBN 978-4-534-04868-4
価格 ¥1,650(税込)

ビジネスで大切なのは英語よりも「世界で通用する仕事の仕方」。リーダーシップをとるための「考えながら話す」方法、どんな人とでもプロジェクトを円滑に進める方法、定時に帰る時間ケチ術など、世界はもちろん、日本でも使える仕事術が満載。

≪章立て≫
第1章 このままであなたは大丈夫ですか?
第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」
第3章 グローバルな仕事のルール プロジェクトと「時間ケチ」
第4章 コミュニケーションのルール 「沈黙は罪!」英語以前の会話の話
第5章 交渉のルール お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず
第6章 成長戦略のルール どこでも通用する「専門性」と「コンセプト力」
第7章:キャリアのルール 10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと

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詳細

はじめに 001

第1章 このままであなたは大丈夫ですか?

 ○英語の公用語化とともに仕事の「世界標準」化を行なおう 014

  ・本気でグローバル化を始めた日本企業

  ・世界標準の仕事をシミュレートする

  ・新興国の優秀な人材との「低給与」競争が始まる

  ・「男性・四大卒・正社員で長期雇用」が割を食う

  ・正社員になれるかよりも、グローバル人材になれるかが問題だ

  ・グローバル人材と島国人材の差は「言語」よりも「仕事のルール」

  ・グローバル流仕事の仕方は、誰にでもできる

 ○G(グローバル)人材とI(島国)人材の違い 029

  ・まわりに合わせる「日本式」、構想に合わせる「グローバル式」

  ・「はじめに人ありき」が島国企業

  ・「はじめに戦略ありき」、がグローバル企業

  ・ところ変わればルールは変わる。G式もI式もそれぞれ合理的

第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」

 RULE1:人の前に立つ 040

  ・人の前に(文字通り)立つ

  ・会議では3番目までに発言せよ

 RULE2:結果を先に考える 048

  ・買い物で結果イメージを描く

  ・仕事で結果イメージを描く

  ・指標(何を)と水準(どこまで)を明確にする

 RULE3:ストーリーを紡ぎ出す 058

  ・3拍子で話しながら考える

  ・仕事が来たらすぐ「さっとアウトライン」を書く

 RULE4:「新鮮な違和感」から発想する 068

  ・最初の100日間の違和感が勝負を決める

  ・答が決まっていないことに取り組む

  ・挑発的なポジティブシンキング(プロヴォカティブ思考)

 RULE5:100人の専門家を結集する スティーブ・ジョブズの秘策 079

  ・20人に構想をぶつけて意見を聞く

  ・知らない人にメールを書くための例文(知的ナンパ術)

  ・関係者の役割を指定する

  ・究極のブレーンストーミング「ディープダイブ」

第3章 グローバルな仕事のルール プロジェクトと「時間ケチ」

 RULE6:仕事は「プロジェクト」として進める 094

  ・プロジェクト的仕事を進める手順:7ステップ

  ・課題は「結果と理由」で明確にしなさい(1に関連)

  ・デリバラブルを明らかにしなさい(1・2・3に関連)

  ・順序よく、もれのない、周到なプロジェクト計画を作る(4に関連)

  ・役割分担を2つのレベルで行なう(5に関連)

  ・節目で本気でヒトが評価する(6・7に関連)

  ・「外人」の目でチェックする(6・7に関連)

  ・プロジェクト的仕事の裏ワザは「タスク切り」

  ・ポジティブフィードバックを優先せよ

 RULE7:時間ケチになる 118

  ・時間どろぼうは誰か

  ・会議で時間ケチになる方法

第4章 コミュニケーションのルール 「沈黙は罪!」英語以前の会話の話

 RULE8~16:グローバルコミュニケーションのルール9か条 134

  ・第1条 黙っていることだけが罪。とにかく何か言え、何か書け

  ・第2条 シンプルで明快なメッセージを伝えよ

  ・第2条の2 しかし論点はすべてあげよ。ストーリーの全体像を示せ

  ・第3条 相手をまきこめ、質問せよ、フィードバックを求めよ

  ・第4条 言葉以外もうまく使え

  ・第5条 相手を知れ、相手に合わせよ

  ・第6条 時差を配慮せよ

  ・第7条 内容と方法を準備せよ

  ・第8条 記録を保存せよ:情報戦は記録戦

  ・第9条 メールのボタンには火の用心

 RULE17:日本人は「グローバル英語」を使え 149

  ・「グローバルイングリッシュ」は私たちがネイティブ

  ・達人から盗む「漫画」英語

  ・3つの質問フレーズで、英語の「質問力」を高める

第5章 交渉のルール お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず

 RULE18~24:「Yes」を引き出す7つの交渉ルール 165

  ・1 関係:「交渉→パートナーシップ」と考える

  ・2 利益・3 根拠・4 選択肢は三位一体でイメージする

  ・利益・根拠・選択肢は、WHAT、WHY、HOWとしてつかむ

  ・それで(So What)?、なぜそうするの(Why So)?

  ・無理に合意しないための「BATNA」

 RULE25:プロが使う「交渉の裏側」ルール 183

  ・ベテラン交渉者は時間の使い方を工夫する

  ・迫力・気・身体という非言語能力を使え

 RULE26:外国人の交渉術に学べ 188

  ・対中国の米国流交渉術

  ・中国人との関係を作る核心は「誠信」

  ・人間としての厚み(メタボ風の厚みではありません)

第6章 成長戦略のルール どこでも通用する「専門性」と「コンセプト力」

RULE27:どこでも通じる「専門性」を元手に渡り歩く 201

  ・専門性をうまく選んで磨く、そのためのギャップイヤーを作れ

  ・ホンモノは身を助ける

  ・専門性は掛け合わせる

  ・専門性の鮮度を保つためには、先生を囲う

 RULE28:コンセプトを考える癖をつける 212

  ・「要するにひと言で言うと」と考えれば「コンセプト」が出る

  ・ものを書いてストーリー化する

  ・つり広告を因数分解して、抽象化力を磨く

第7章:キャリアのルール 10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと

 RULE29:小さな専門性を元手に、梃子の原理でキャリアをストレッチせよ 226

  ・シェルに学ぶ「5年5場所」モデル

 RULE30:キャリアの入口から「彼岸への道」に入れ 232

 RULE31:人に説明できるように、あなた自身を簡潔に定義せよ 234

 RULE32:「やりたい」ことを明らかにせよ ―― 夢・ビジョン軸 236

 RULE33:やれることをやれ ―― 強味軸 240

  ・他人からよく言われてきたこと

  ・StrengthsFinder

  ・強味チャートで自分の強味を表現する

 RULE34:やるべきことをやれ ―― 価値観軸 247

  ・自分でやるべきことを設定する

  ・価値観は日々の判断から作られる

著者プロフィール

キャメル・ヤマモト

デロイト トーマツ コンサルティング ディレクター。ビジネス・ブレークスルー大学教授。東京大学法学部卒、元オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジシニアアソシエイトメンバー。青山大学大学院修士。外務省、外資系コンサルティング企業を経て現職。組織・人材面で日本企業のグローバル化を支援するコンサルティングに従事。株式会社IWNCとグローバル人材開発プログラムを開発、展開中。『世界標準の仕事術』(日本実業出版社)、『グローバルリーダー開発シナリオ』(共著、日本経済新聞出版社)、『グローバル人材マネジメント論』(東洋経済新報社)、『稼ぐ人、安い人、余る人』(幻冬舎)等、著書多数。

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