「この人から買いたい」と思わせるプロの接客!
発売日 | 2002.07.30 |
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著者 | 山田みどり |
判型 | 四六判/並製 |
ページ数 | 200 |
ISBN | 978-4-534-03442-7 |
価格 | ¥1,430(税込) |
お客さまは千差万別。マニュアル通りの対応では満足してもらえない。目配り、気配りをして、臨機応変に対応して、よいサービスを心がけたい。本書は、長年、流通サービス業の企業コンサルタントを務めた著者が、接客のちょっとしたコツを伝授する。
≪章立て≫
序章 マニュアルは完璧ではない
レッスン1 また行きたくなる店の秘密
レッスン2 タイプ&ケース別の接客術
レッスン3 接客&販売の技術を磨く
レッスン4 販売員の基本をチェック
レッスン5 信頼される店員になるために
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詳細
序章
マニュアルは完璧ではない お客様は1人ずつ違い、そのときの気分でも変わる
お客様の心のボヤキが聞こえますか? 14
[てがるにできるリフレッシュ(1)]首筋の血行をよくする/肩の筋肉をほぐす 22
レッスン1
また行きたくなる店の秘密 お客様を引きつけるプロのこんなサービス
1 お客様を喜ばせる「おまけ」を考えてみる 24
2 目立たせ、理解してもらい、好感のもたれる店を工夫する 26
3 どうせなら笑顔の美しい店員から買いたい 28
4 輪ゴム1本でも傘の間違いを防止できる 30
5 どんな仕事でも工夫を怠らない店員は、ファンを増やす 32
6 店長のひとことで解決した長年の疑問 34
7 疲れているお客様には無理に商品をすすめない 36
8 経験豊富な魔法の手がフィッティングルームの緊張をほぐす 38
9 こまめなアフターサービス、ビフォーサービスでサービスでファンを増やす 40
10 呉服店の店主が考えた年に一度の真夜中の密会 42
11 会社を好き、仕事を好きという気持ちは接客に表われる 44
[てがるにできるリフレッシュ(2)手や指を刺激する/手のストレッチ 46
レッスン2
タイプ&ケース別の接客術 こんなとき、こんなお客様にはどう対処すればいい?
1 買う気もないのに入ってくる「冷やかし」のお客様には・・・ 48
2 列に割り込んでくるお客様にはどう対処すればいい? 51
3 声をかけても無言・・・。お客様の動作から心理を読み取る 54
4 おすすめした商品を「それは嫌い」と拒否されたら? 56
5 商品に文句をいうお客様には、うっかり引き込まれないように 58
6 知識を放したがるお客様には積極的に学ぶ姿勢で 60
7 せっかちなお客様や急ぎのお客様には? 62
8 お客様に値引きを求められたときは? 64
9 バーゲンでは価格だけでなく、利用価値も強調する 66
10 返品を求められたらどう対処すればいい? 68
11 クレームは低姿勢で聞き、相手の意をくみながら対処する 71
12 お客様が怒っているときは、その言葉に集中する 74
13 依存度の高いお客様には、わかりやすい説明で安心感を 76
14 常連のお得意様には、心理的満足感を与える工夫を 78
15 高齢のお客様には、ゆったりと対応すること 80
16 お子様・高齢のお客様なら、相手の目線の高さに合わせて 82
[てがるにできるリフレッシュ(3)]喉の痛みを感じたら/全身パッティング 84
レッスン3
接客&販売の技術を磨く 成功するアプローチとクロージングの会話術
1 お客様への挨拶は「いかしたもおあま」が基本 86
2 「いらっしゃいませ」──そのあとの言葉に詰まってしまう・・・ 88
3 接客のときの基本姿勢とポジショニング 90
4 アプローチのタイミングはお客様の動作を見て 92
5 商品を買うときのお客様の心理を知ろう 94
6 お客様を見つめるのではなく、さりげなく声をかける 96
7 成功するクロージングはお客様本意がポイント 98
8 触って確かめたいお客様には、どのようにヘルプする? 101
9 おすすめ販売はお客様の好みや目的を確かめて 104
10 フィッティングルームを出るお客様には笑顔で緊張を解く 106
11 小さな発見を大切にしてほめ上手になろう 109
12 ひとこと加えるとありふれた言葉も輝きを増す 112
13 説得力ある説明には、自分で商品を試すのがいちばん 114
14 自分の専門知識を夢中になって話さないこと 116
15 最後にいった言葉は印象に強く残る 118
16 上手なお願いの仕方と婉曲な断り方 120
17 再来店のお客様には「お帰りなさい」の挨拶で 122
[てがるにできるリフレッシュ(4)]目の疲れをとるには?/耳をマッサージする 124
レッスン4
販売員の基本をチェック お客様の信頼を得る基礎的なポイント
1 店員の身だしなみは店全体の評価につながる 126
2 「はい」という返事でお客様の信頼を得る 128
3 名前と顔を覚えるのは親しくなる第一歩 130
4 敬語が自然に使えれば、お客様は怖くない 132
5 あまり知識がない商品について尋ねられたらどうする? 134
6 店員には商品情報を伝える義務がある 136
7 人気ある商品をランクづけして陳列する 138
8 売り場の整理、整頓、清掃、清潔を考える 140
9 何気ない日常の動作こそ優美にこなしたい 142
10 お客様はあなたのちょっとした動作を見ている 144
11 レジの対応は目と耳で確認してもらう 146
12 その場の状況を判断してスピーディな対応を 148
13 品物を渡すときにもちょっとした配慮を 150
14 店内での連絡事項は忘れずに伝えること 152
15 期間が長くかかるものは途中で連絡をする 154
16 よく売る人、接客上手の「か・き・く・け・こ」 156
17 知っておくと便利なお客様の購買心理 159
[てがるにできるリフレッシュ(5)]じっとせずに動き回る/とっておきのアロマテラピー 162
レッスン5
信頼される店員になるために 接客&販売をトータルにデザインする力を磨く
1 頼りにされる店員にはコーディネート力がある 164
2 何ごともプラス思考で自分の心をコントロールする 166
3 日常業務のなかから自分だけのルールを見つける 168
4 まずは身近なところからコーディネートを始める 170
5 心・言葉・動作をコーディネートする 172
6 言葉を豊かにして商品をより魅力的にアピール 174
7 1分間でできる言葉を磨くトレーニング 178
8 5つの「やすさ」をコーディネートする 181
9 季節感や年中行事を会話や売り場づくりに生かす 184
10 お客様の連想を呼び起こすように売り場をコーディネートする 198
11 売り場に立つ前の1分間ウォーミングアップ 192
著者プロフィール
山田みどり
中央大学英米文学科卒業後、1972年に(株)船井総合研究所に入社。1989年に人材育成コンサルタントとして独立。流通サービス業を中心に、新入社員や幹部社員の研修、セミナー、講演活動などを行っている。著書に『「この人から買いたい」と思わせるプロの接客!』(日本実業出版社)、『はじめてのクレーム対応』(インデックスコミュニケーションズ)など。